【WRC 世界ラリー選手権】第2戦 ラリー・スウェーデン【映像】夜の雪道で“全開”時速185キロ到達(実際の様子) 2月…
【WRC 世界ラリー選手権】第2戦 ラリー・スウェーデン
2月12日から15日の4日間に渡ってWRC第2戦「ラリー・スウェーデン」。年間カレンダーで唯一のフルスノーラリーであり、屈指のハイスピードコースとして知られる伝統の一戦で、今季開幕戦を制した24歳の天才ドライバーが見せたドライビングが衝撃を与えている。
圧巻のシーンは、デイ1の現地時間19時過ぎに行われたSS1だった。あたりはすでに日が落ち、漆黒の闇に包まれている。頼りになるのは自車のヘッドライトのみという状況下、ソルベルグのマシンは細い雪道のストレートを猛然と疾走した。
表示された走行データは、アクセルが完全に踏み込まれていることを示し、トップスピードはなんと184km/hに到達。コースによるが最高時速約200km/h前後のWRCマシンにおいて、視界が悪く路面ミュー(摩擦係数)の低い凍結路で、ほぼ限界に近いスピードを叩き出したのだ。
その際の車載カメラは、まさに「神業」と言える光景を捉えていた。極限のスピード域で、マシンは直線を走っているにもかかわらず挙動を乱し、左右に暴れようとする。しかし、ソルベルグは絶えずステアリングに細かな修正を当て続け、マシンをねじ伏せていた。
ソルベルグはこのSS1でトップタイムをマークし、一時首位を奪取。その後、アクシデントに見舞われ最終順位こそ総合4位となったものの、開幕戦ラリー・モンテカルロで史上最年少優勝を飾ったその才能が、伊達ではないことを証明した一幕だった。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権2026』/(C)WRC)