◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 初日(19日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)優勝以来2年…
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 初日(19日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)
優勝以来2年ぶりとなるリビエラCCでの戦いは、11回目にして最も不穏なスタートだったかもしれない。松山英樹は1番(パー5)でいきなりつまずいた。1Wショットを左ラフに入れ、手前のガードバンカーからの3打目がグリーンを大きくオーバー。4mのボギーパットを沈め、傷口を広げないように必死だった。
雨が強くなったタイミングとティオフが重なる不運もあったとはいえ、この日の平均スコア「4.431」で最もやさしかったホール。松山自身、これまでの35ラウンドで2イーグル23バーディを記録し、スコアを落としたのは初めてのことだった。
試練は続く。右ラフから左バンカーに入れた2番は1.5m、1Wショットを右に大きく曲げた3番は2m弱、カラーから下りのバーディトライが右に切れずオーバーした4番(パー3)は3m…。ことごとくシビアなパーパットを決め続けた。
ティショットを右ラフに入れた5番で降雨による中断を挟んだ。いったん引き揚げ、3時間近く待ってからの再開で一変した。ラフからの2打目をキャリーでグリーンに止めて2パットのパーとすると、6番(パー3)は左奥ピンの奥にある強い傾斜を使って戻し、ピン右1mに絡めた一打が当地での豊富な経験を感じさせた。
中断前は“0%”だったフェアウェイキープ率も劇的に向上。再開後、パー3を除く10ホールのうち8ホールでフェアウェイを捉えた。9番は1Wのフェードボールでセンターに置き、160yd超をグリーンに向かって打ち上げる2打目の距離感も完璧。6番に続く2つ目のバーディを奪った。
14番(パー3)でボギーを喫した後の締めくくりも鮮やかだった。17番(パー5)は75ydのウェッジショットがカップをかすめるようにスピンバック。悠々とタップインバーディを決め、距離が伸びた492ydの18番もフェードでしっかりフェアウェイに置いてから、200yd近い2打目を1.5mにつけて上がり2連続とした。
初日2アンダー「69」は、くしくも優勝した2年前と同じ。2ホールを2日目に持ち越した暫定首位アーロン・ライ(イングランド)との4打差12位も悪くないポジションだ。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/亀山泰宏)