男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)は日本時間20日(現地19…
男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)は日本時間20日(現地19日)、シングルス準々決勝が行われ、第6シードのJ・メンシク(チェコ)が第2シードのJ・シナー(イタリア)を7-6 (7-3), 2-6, 6-3のフルセットの熱戦の末に破り2年ぶり2度目のベスト4進出を果たすとともに、トップ5の選手から2勝目を挙げた。
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20歳で世界ランク16位のメンシクが同大会に出場するのは2年ぶり2度目。2024年は初出場ながら準優勝を飾っている。
そのメンシクは先月、腹筋の負傷により全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)4回戦のN・ジョコビッチ(セルビア)戦を試合前に棄権。全豪オープン以来の実戦復帰となった今大会は、1回戦で予選勝者で世界ランク124位のJ・ホインスキ(イギリス)、2回戦で同319位のジャン・ジジェン(中国)を下しベスト8進出を果たした。
24歳で世界ランク2位のシナーとの顔合わせとなったこの試合、第1セットはキープ合戦となりタイブレークに突入。これを制したメンシクが先行する。しかし第2セット、立ち上がりでブレークポイントを活かせなかったメンシクはその後、2度のブレークを許して1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでブレークに成功したメンシクは、強力なサービスを武器にキープを重ねていき、第9ゲームで再びシナーのサービスゲームを破って2時間11分で勝利を収めた。
この勝利でメンシクは、トップ5選手からの通算2勝目を挙げた。トップ5撃破は、昨年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)決勝で、当時世界ランク5位だったジョコビッチを破って以来となる。
試合後、メンシクは喜びを語った。
「正直なところ、どうやって締めくくれたのか分からない。試合前からヤニック(シナー)の実力は分かっていた。素晴らしい人間であり、偉大なチャンピオンだ。若いキャリアですでに成し遂げてきたことは本当に印象的だし、厳しい戦いになると分かっていた。でも、それでも勝つためにコートに入ったし、実際に“勝つメンタリティ”を持って臨んだんだ」
「サーブはかなり良かったと思う。夜になるにつれてコンディションは少しずつ遅くなっていったけどね。精神的にとてもタフな戦いだった。第2セットで少しエネルギーが落ちてしまったけど、しっかり立て直せたことが本当に嬉しい。第3セットの立ち上がりからまた良いサーブが打てた。今日の自分のパフォーマンスには満足しているよ」
勝利したメンシクは準決勝で世界ランク40位のA・フィス(フランス)と対戦する。フィスは準々決勝で第8シードのJ・レヘチカ(チェコ)を下しての勝ち上がり。