NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26ディビジョン1 第9節(交流戦…
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第9節(交流戦)
2026年2月21日(土)13:00 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 (東京都)
リコーブラックラムズ東京 vs 浦安D-Rocks
リコーブラックラムズ東京(D1 カンファレンスB)

マオリ・オールブラックス 3キャップ。リコーブラックラムズ東京のラメカ・ポイヒピ選手(写真提供:リコーブラックラムズ東京)
ついにリーグワンでのデビュー戦を迎える、ラメカ・ポイヒピ。マオリ・オールブラックスやスーパーラグビー・チーフス時代にクロスボーダーラグビー2024で来日した経験はあるものの、日本のクラブチームでプレーするのは今回が初めて。リコーブラックラムズ東京加入の理由については「日本のラグビーは着実にレベルが上がっていると感じています。自分の力を試し、このチームでどんな貢献ができるのか楽しみ」と前向きに語った。
チームに合流してから数カ月が経ち、すでにそのキックの精度にはチーム内でも高い評価が集まっている。満を持して立つリーグワンの舞台を前に、ポイヒピは「とても興奮しています」と率直な心境を明かした。第9節・浦安D-Rocks戦で任されたポジションはインサイドセンター(12番)。自身が最も好む番号であり、主戦場でもある。12番と13番を中心に、状況に応じて10番も担える柔軟性が強みだ。多彩な役割をこなせる一方で、今回掲げるテーマは明確でシンプル。「周りに素晴らしい選手が多いので、やるべきことをシンプルに遂行すること。チームに求められている役割を果たすことに集中したい」という。まずは与えられた役割に徹する姿勢を強調した。
大きな刺激となっている存在がいる。チーフス時代にはライバルとしてしのぎを削り、現在はチームメートとなったTJ・ペレナラである。マオリ・オールブラックスでともにプレーした経験もあり、その人間性と影響力に尊敬の念を抱く。「TJはチームにエナジーとリーダーシップを与えてくれる選手です。厳しい局面でこそ隣にいてほしい存在」。その言葉からは、絶対的な信頼と共闘への期待がにじむ。
私生活では、元ブラックファーンズ(ニュージーランド女子代表)であり、YOKOHAMA TKMでのプレー経験をもつ妻・グレースさんと2024年に結婚。昨秋には長女が誕生した。娘は生後わずか9日でニュージーランドから日本へ渡航したというから驚きだ。
ポイヒピのニックネームは「ラム」。英語では洋酒の“Rum”だが、日本語ではチーム名の「ブラックラムズ」と同じ響きになる。「ぴったりで面白いですよね」と笑顔を浮かべ、その偶然を歓迎した。
新天地・日本で迎える初の公式戦。新たな全黒のジャージーに身を包み、ポイヒピはリーグワンのグラウンドへと足を踏み入れる。
(原田友莉子)