「巨人春季キャンプ」(19日、宮崎) 巨人の戸郷翔征投手(25)が19日、原点回帰の投球フォームで再出発を誓った。この…

 「巨人春季キャンプ」(19日、宮崎)

 巨人の戸郷翔征投手(25)が19日、原点回帰の投球フォームで再出発を誓った。この日はネットスローで250球ほど投じるなど、フォーム固めの春を過ごす。取り戻すのは2桁勝利した2、3年前の投球フォームだ。

 「年々リリースポイントが高くなって僕の良さが消えてきていた。(投球フォームを)戻すのは何十倍と時間がかかるので難しいですけど、頑張っている」

 14日に行ったライブBP(実戦形式の打撃練習)で課題が露呈し、決断。16日にも300球ほど投げ込むなど、フォーム改造へ本格的に着手し始めた。戸郷は「僕的には結構(リリースポイントを)下げていますね」と語り、「今、納得していないんだったら、このままシーズンを迎えるより思い切って変えてみよう」と決意した。

 並々ならぬ覚悟を持つ。杉内投手チーフコーチが「一つ飛ばして」と明かしたように、今季初の対外試合だった予定を遅らせてフォーム固めを選択。今後は27日の練習試合・ハンファ戦の登板を目指す。相談した田中将からも「気持ちよくいいところで(腕が)振れたら一番」と助言をもらい、腹をくくった。

 去年の悔しさを忘れていないからこそ、変化を恐れずに新たな挑戦をし続ける今季がある。「データを見てやりすぎていた。僕のフォームは僕しかできない」。過去の映像も、現在の映像も見た。エース“復肩”を誓い、戸郷が勝負に出る。