ミラノ・コルティナ冬季五輪は、スノーボード女子スロープスタイル決勝が18日、リビーニョ・スノーパークで行われ、深田茉莉が…
ミラノ・コルティナ冬季五輪は、スノーボード女子スロープスタイル決勝が18日、リビーニョ・スノーパークで行われ、深田茉莉が87.83点で金メダルを獲得した。女子ビッグエア金メダリストの村瀬心椛は85.80点で銅メダル。3回目のランは圧巻だったが、得点伸びず、2冠達成はならなかった。試合後には自身のインスタグラムを更新し、偽らざる心境を吐露した。
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■「優勝できたと思った」と振り返る
3本目に87.83点を記録し、トップに立つ深田。後続の村瀬は、逆転での金メダルを目指して最終3本目にすべてをかけた。
フロントサイドトリプルコーク1260インディを完璧にメイクし、満点評価。さらにキャブダブルコーク900ミュート、バックサイドダブルコーク1080ミュートを成功させ、村瀬自身も着地と同時にガッツポーズ。「完璧なルーティンができて、優勝できたと思った」と振り返ったほどのランだったが、結果は85.80点とまさかの“低評価”だった。
明暗を分けたのは、前半に設置されたレールセクション。深田が正確な滑りを披露したのに対し、村瀬はわずかなミス。ここでの減点が、痛恨の得点差となってしまった。
競技終了後、「皆さんの期待に応えられなかったのが、すごく悔しいです」と話した村瀬。こぼれる涙をぬぐいながら、「もっと修行しないといけないと感じました。この悔しい思いを次のオリンピックにぶつけようと思います」と気丈に話した。
■「まだやれます、まだ出来ます」
それから数時間後、村瀬は自身のインスタグラムを更新し、現在の思いをつづった。
「正直着地した瞬間。やっとスロープスタイルでも金メダル獲れた。そう思ってしまいました」と明かし、「二冠獲っていたら相当カッコよかっただろうな。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい。動画を見れば見るほど、もの凄く苦しくて、やり切った技でやり切ってない様な感覚が残っていて凄く辛いです」と記した。
さらに「Worldでもこんなに点を引かれた事が無かったので、オリンピックでこんな風になるとは思ってもいませんでした。メダル2つ取れたことは物凄く嬉しいです。だけどこんなんで終われるわけがない。今の私の気持ちです。率直な気持ちですみません。だけどそのぐらいガチで挑みました」とし、やはり3本目の前半、レールセクションでの減点に戸惑いを隠せないようだった。
それでも「こんな悔しい気持ちは一生ありません。一生忘れません。でもこんなんでクヨクヨしてる場合じゃない。私はまだやれます。まだ出来ます。満足するまで足は止めず挑み続けます。自分らしい滑りがまた歴史に名を刻めるように」と前を向いた。
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