皆川への期待が日に日に高まっている(C)産経新聞社 日に日に評価は高まっています。 巨人のドラフト4位ルーキー・皆川岳飛…

皆川への期待が日に日に高まっている(C)産経新聞社

 日に日に評価は高まっています。

 巨人のドラフト4位ルーキー・皆川岳飛です。前橋育英高では最速147キロを誇る剛腕投手としても活躍。その才能は中央大に進学後、開花し、1年春からレギュラーに。尻上がりに調子を上げ、4年秋には打率.447をマークし、首位打者に輝きました。大学ラストゲームで、東都大学野球リーグ史上25人目となる通算100安打を達成するなど、勝負強さも秘める走攻守三拍子そろった好プレーヤーです。

【動画】見よ、この爆肩!ドラ4の皆川がレーザービームを披露した実際のシーン

 その皆川は今春キャンプで1軍スタートを切ると、2月17日に行われたロッテとの練習試合でも、左腕・吉川悠斗から逆方向のレフト前に“プロ初ヒット”をマーク。持ち味の強肩に加え、対外試合2試合で4打数1安打4四球の出塁率.625と選球眼も評価され、開幕スタメン候補の一角に名を連ねるまでになったのです。

 アマチュア野球の取材歴が長いスポーツライターは言います。

「皆川はいわゆる“実戦派”。ドラフト上位指名された大学生打者のほとんどは、阪神1位の創価大・立石正広や西武1位の小島大河ら、本塁打を放てるなどの“映える”タイプですが、皆川はしっかりと守り、走れて、ヒットを積み重ねられる堅実なタイプです。プロ入り後も、守れて走れる選手は、比較的1軍でチャンスが多く回ってくる。バットでも結果を残せば、1軍でも十分通用するのではないでしょうか」

 早くもG党の間では「いいの獲ったど!」と話題になっている皆川。目指すべき理想型は、同じ中央大のOBでもある亀井善行コーチといえそうです。

「亀井コーチも入団からすぐにスタメンの座を奪えたわけではありません。入団から3年間は打率も低調だった。しかし、強肩と守備範囲の広さで存在感を示し、4年目の2008年には96試合に出場。5年目の2009年には『何でも屋』としてWBC日本代表に選出されたところ、あのイチローに才能を見いだされ、その年の大ブレイク(打率.290、25本塁打、71打点)につなげたのです。皆川もまずは俊足と好守でアピールし、打撃のレベルアップを目指していくべきでしょう」(前述のスポーツライター)

 巨人の外野陣はキャベッジにベテランの丸佳浩、日本ハムからFA移籍した松本剛に打撃が売りの中山ら、ハイレベルな競争が展開される激戦区。ここで皆川が新風を吹かせることができれば、阿部巨人はV奪回にもう一歩、近づくことができるでしょう。

 若き力の台頭に、巨人ファンの期待も高まりそうです。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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