村瀬にとっては涙の銅メダル、4年後の雪辱を誓った(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪スノーボード 女子…

村瀬にとっては涙の銅メダル、4年後の雪辱を誓った(C)Getty Images
ミラノ・コルティナ五輪スノーボード 女子スロープスタイル決勝が行われ、村瀬心椛は3回目で渾身のランを決めるも85.80点で銅メダルとなった。
村瀬はビッグエアですでに金メダルを獲得。冬季五輪史上、日本勢初となる個人種目二冠が期待されたが届かなかった。
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村瀬は最後のランで中盤以降に「トリプルコーク1260」、最後のセクションでは「バックサイド1080」など大技を次々に成功。奇跡の逆転劇を予感させた。
しかし金メダルには届かず、競技後には悔しさから涙がこらえきれなかった。
インタビューでは「(ビッグエアに続き)2冠、金、金を目指していたので、完璧なルーティンができて優勝できたかなと思ったんですけど、思ったような点数は出ずに」と悔しさをにじませながら「今までで一番いいランを皆さんにお届けできたのでものすごくうれしいですけど、やっぱり銅は悔しいですし、皆さんの期待に応えられなかったのがすごく悔しいです」と率直な心情を明かした。
最後のトリプルコークにも「1番てっぺんを取ってやろうと思った」、「次は絶対に金を2つとって、この悔しい思いを次の大会、オリンピックでぶつけてやろうと思います」と前を向いた。
村瀬は逆転を狙った3回目のランで大技、トリプルコークを決めるなど圧巻のランを披露。ラストの着地もしっかり決め渾身のガッツポーズを見せた。
表彰台の3人はいずれも最終ランで得点を伸ばした。しかし総合点で87.83点で金メダルを獲得した深田茉莉を村瀬は上回れなかった。
スロープスタイルは様々な異なる形状のレールなどが複合的に設置されている「ジブセクション」と呼ばれる前半と、「キッカーセクション」と呼ばれるジャンプトリックを披露する後半で構成される。
後半のジャンプを披露するキッカーセクションが注目されるが、前半のジブセクションにおいても、いかにレールを丁寧に着地できるかなど、総合点が求められる。
採点競技となることで各審判のジャッジがメダルの色を分けることになるが、村瀬も最終で難易度の高いエアを決め、圧巻のランを見せたことで涙の銅メダルにはネットやSNS上でも「採点競技の難しさかもしれない」「村瀬のすべりは確かに別格に映った」「ジブの完成度が物を言う採点結果ということだったのか」「3本目、凄かった」「得点の配分が気になる」など、様々な声が飛び交っている。
村瀬自身は4年後の五輪で改めてやり返す姿勢を示した。悔しさをバネに成長を目指す姿に注目が集まっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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