ミラノ・コルティナ・オリンピック(五輪)のスキー女子距離(クロスカントリー)団体スプリントで乱入ハプニングを起こした犬が…
ミラノ・コルティナ・オリンピック(五輪)のスキー女子距離(クロスカントリー)団体スプリントで乱入ハプニングを起こした犬が異例の特集記事で取り上げられた。18日のドイツ紙ビルトは飼い主を直撃。2歳のチェコスロバキアン・ウルフドッグで名前はナズグル君で、クロスカントリーの会場のコース隣に住んでいるヴァレスコ家の愛犬だった。
ゴールまでの最後の直線でギリシャ代表コンスタンティナハラランピドゥ(23)、クロアチア代表のテナ・ハジッチ(21)としっぽを振りながらデッドヒートを展開。並ぶようにフィニッシュし、ゴール後には記念撮影に応じるような行動までみせて観客を驚かせた。ハジッチは「最初はオオカミだと思った。過酷なレースのせいで幻覚をみているんだと思いました。とても大きくて、走り抜ける時にかまれるのではないかとこわかった」と振り返った。
飼い主の1人となるエリサ・ヴァレスコさん(35)は「兄(エンリコさん)の部屋から逃げ出した。突然いなくなった。テレビで(愛犬の)姿を見て本当のショックを受けました」と困惑した。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)のコースディレクター、ミシェル・ライナー氏(44)はゴールエリアで犬を捕獲し、コース外に連れだしたところ、再び逃走を許してしまったそうだ。
ヴァレスコさんは「その後はコースに飛び込まず、幸いにも隣村に逃げ込んでくれました。そこでようやくナズグルを捕まることができました。非常に荒っぽいところがありますが、とても優しい犬でもあります」と捕獲成功に安堵(あんど)していた。