<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇19日(日本時間20日)◇女子フリー◇ミラノ・アイススケ…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇19日(日本時間20日)◇女子フリー◇ミラノ・アイススケートアリーナ

【ミラノ=松本航】個人の中立選手(AIN)として出場しているアデリア・ペトロシャン(18=ロシア)が、ショートプログラム(SP)5位から勝負の4分間に臨む。今大会はペア、男子でSP5位の選手が逆転金メダルを獲得している。

17日(同18日)のSPでは3本のジャンプをそろえて、72・89点を記録。首位の中井亜美(TOKIOインカラミ)まで5・82点、3位のアリサ・リュウ(米国)まで3・70点と日米決戦の中で不気味な存在だ。

五輪で初めての演技を終えると「今はプレッシャーは感じていません。周りの人と距離を置き、演技の準備をするときは1人で集中するようにしています」と冷静に思いを口にした。

22年北京五輪後のロシアのウクライナ侵攻により、国際スケート連盟(ISU)はロシア、同盟国ベラルーシ勢の主催大会参加を認めてこなかった。一方、今大会に向けては資格審査委員会が侵攻を積極的に支持する選手や、軍、治安当局の所属選手などを対象外として審査して代表選出。ペトロシャンは25年9月の五輪最終予選(北京)で出場枠をつかみ、ミラノ五輪に参加している。

ペトロシャンは強豪が集うロシア選手権3連覇中。だが、これまで国内で跳んでいたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はフリー前日練習でも跳ばず、4回転トーループを繰り返し確認した。フリーでの高難度は4回転のみにとどめる予定で、中井、2位の坂本花織(シスメックス)、リュウらのメダル争いに加わるには、完成度の高い演技が求められる。

14年ソチ五輪以降は3大会連続でロシア出身選手がメダリストになってきた。

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◆14年ソチ大会

アデリナ・ソトニコワ(金メダル)

◆18年平昌大会(ロシアからの五輪選手=OAR)

アリーナ・ザギトワ(金メダル)

エフゲニア・メドベージェワ(銀メダル)

◆22年北京大会(ロシアオリンピック委員会=ROC)

アンナ・シェルバコワ(金メダル)

アレクサンドラ・トルソワ(銀メダル)

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強豪国でもまれた選手が、4大会連続でメダルをつかむか否か。

ISU主催大会への出場を重ねられておらず、SPは2番滑走だったが、フリーは最終グループに入った。北京五輪後の女子フィギュア界をけん引してきた日米に割って入ることができるのか、注目が集まる。

◆女子フリー※19日午後7時(日本時間20日午前3時)開始

〈17〉イザボー・レビト(米国、SP8位=70・84点)※午後9時44分(同5時44分)

〈18〉ルナ・ヘンドリックス(ベルギー、SP7位=70・93点)※午後9時52分(同5時52分)

〈19〉アナスタシア・グバノワ(ジョージア、SP6位=71・77点)※午後10時8分(同6時8分)

〈20〉アデリア・ペトロシャン(AIN、SP5位=72・89点)※午後10時16分(同6時16分)

〈21〉千葉百音(木下グループ、SP4位=74・00点)※午後10時24分(同6時24分)

〈22〉アリサ・リュウ(米国、SP3位=76・59点)※午後10時32分(同6時32分)

〈23〉坂本花織(シスメックス、SP2位=77・23点)※午後10時40分(同6時40分)

〈24〉中井亜美(TOKIOインカラミ、SP1位=78・71点)※午後10時48分(同6時48分)