「阪神春季キャンプ」(18日、宜野座) 阪神・木浪がシート打撃で岩貞から長打を放った。4球目を捉え右中間への二塁打とし…

 「阪神春季キャンプ」(18日、宜野座)

 阪神・木浪がシート打撃で岩貞から長打を放った。4球目を捉え右中間への二塁打とした。7日のシート打撃で2安打、11日の紅白戦では1安打と、打席に入った実戦や実戦形式で安打をマークしてきた中、またもや定位置再奪取へ結果を残した。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏は「『大人になったな』と感じるし、一球一球のプレーに対して気持ちを整理して臨むことができている」と評価した。

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 木浪の練習に取り組む姿から今年にかける執念が伝わってきた。キャンプは具志川スタートとなったが、腐ることなく、自分のやるべきことができたのだろう。「自分から率先して練習をやらせてもらった」と本人も言っていた。宜野座組に合流してからも、周りの目を気にすることなく、丁寧に野球をやっている。

 23年に「恐怖の8番」としてリーグ優勝に貢献したが、レギュラーを取り切れなかった。過去2年は年齢を重ねる中で焦りやプレッシャーがあったのかもしれない。今年でプロ8年目。さまざまな経験を経て、「大人になったな」と感じるし、一球一球のプレーに対して気持ちを整理して臨むことができている。

 状態も良さそうだ。シート打撃では右中間へいい打球を飛ばしていた。ディベイニー、小幡らがライバルとなる中、しっかり結果が出ているし、木浪の真剣さはチームにいい影響を与えている。

 内野は新人の谷端や、元山らが加わり、戦力層は確実に上がっている。こうした競争が常勝チームにつながる。編成部門の仕事も素晴らしい。