ミラノ・コルティナ五輪は18日、スノーボード女子スロープスタイル決勝が行われた。村瀬心椛(21、TOKIOインカラミ)が…
ミラノ・コルティナ五輪は18日、スノーボード女子スロープスタイル決勝が行われた。村瀬心椛(21、TOKIOインカラミ)が85.80点で銅メダルを獲得。ビッグエアとの2冠を目指したが、届かなかった。
予選2位で決勝に進んだ村瀬は、1回目で79.30点をマーク。トップに立つ。しかし、2回目で深田茉莉(ヤマゼン)が85.70点を記録し、首位が入れ替わった。
3回目、村瀬は攻めの滑りを見せる。フロントサイド・トリプルコーク1260を決めると、バックサイド1080も成功。85.80点まで得点を伸ばし、ガッツポーズだ。「優勝できたかなと思った」という会心の内容。
しかし、深田が3回目に87.83点を記録し、村瀬を上回る。最終滑走のゾイ・サドウスキー=シノット(ニュージーランド)が87.48点で2位に入り、村瀬は銅メダルとなった。
村瀬はビッグエアで金メダルを獲得済み。今大会2個目のメダルで、スノーボードで1大会複数メダル獲得は日本初の快挙となった。
深田の金メダルと合わせ、日本はダブル表彰台の快挙。岩渕麗楽(バートン)は8位。村瀬は表彰式で涙を流し、金メダルの深田を抱擁した。
試合後、村瀬は悔しさをにじませた。「金、金を目指した完璧なルーティンができて優勝かなと思ったけど、思ったような点数は出なかった」
2冠を目指していただけに、悔しさは大きい。「期待に応えられなくて悔しい。もっと修行しないといけないと感じた」
それでも、銅メダルへの感謝は忘れない。「今まで一番いいランを皆さんにお届けできた。ものすごくうれしい」
視線は次の五輪に向いている。「次は絶対に金、金を取りたい。この悔しい思いを次の五輪にぶつけたい」。21歳の挑戦は、まだ続く。