ミラノ・コルティナ五輪は18日、スノーボード男子スロープスタイル決勝が行われた。長谷川帝勝(20、TOKIOインカラミ)…
ミラノ・コルティナ五輪は18日、スノーボード男子スロープスタイル決勝が行われた。長谷川帝勝(20、TOKIOインカラミ)が82.13点で銀メダルを獲得。この種目で日本勢がメダルを手にするのは、男女通じて初めてとなった。
予選9位で決勝に進んだ長谷川は、1回目で勝負を決めた。ジブセクションを完璧に滑る。続くジャンプではキャブ1440、最後にダブルロデオ1260を着地。82.13点の高得点だ。
直後に滑走した蘇翊鳴(中国)が82.41点で上回り、長谷川は2位に。2回目は69.05点、3回目はバランスを崩して得点を伸ばせなかった。しかし、80点台を記録したのは蘇と長谷川の2人だけ。1回目の完璧な滑りが、そのままメダルにつながった。
金メダルは蘇翊鳴、銅メダルは3回目に79.36点を出したジェイク・キャンター(アメリカ)が獲得した。
スロープスタイルは2014年ソチ五輪から正式種目となった。日本勢は男女ともメダルに届かず、今回が初の表彰台。長谷川の銀メダルで、日本は今大会20個目のメダルを獲得し、1大会最多を更新した。
スノーボード陣は今大会、ビッグエアやハーフパイプなどで好成績を収めている。長谷川の銀メダルは、日本スノボ勢にとって7個目のメダルとなった。
ビッグエア銀メダルの木俣椋真(ヤマゼン)も決勝に進出したが、72.80点で11位に終わった。
試合後、長谷川は胸の内を明かした。「嬉しいっていうよりもほっとした気持ちの方がすごく大きい」。今大会最初の種目ビッグエアは11位に終わり、苦い五輪デビューとなっていた。
「スロープスタイルはどこまでやれるかなって凄く不安な気持ちもあったんですけど、やれるだろうっていう自信もあった。本当にこういう結果を出せたっていうのは嬉しく思うし、自分を誇りにも思えます」
日本勢初の快挙を成し遂げた20歳は、自らの滑りで歴史を刻んだ。