1000mを制して、感情を爆発させたリールダム(C)Getty Images カリスマを持つアスリートの驚きの懐事情が明…

1000mを制して、感情を爆発させたリールダム(C)Getty Images

 カリスマを持つアスリートの驚きの懐事情が明らかになった。

 目下開催中のミラノ・コルティナ冬季五輪で“時の人”となっているのは、スピードスケートオランダ代表のユッタ・リールダムだ。現地時間2月15日に行われた女子1000m決勝で、髙木美帆らライバルを寄せ付けない圧倒的な滑りで金メダルを獲得した27歳は、その美貌と、もはや言うに及ばぬ実力で多くの人気を得ている。

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 時に大胆な振る舞いで賛否両論を招くリールダムだが、収入方法も超一流。米紙『New York Post』など複数の海外メディアが伝えたのは、ゴール直後の行動だ。1000mで悲願の金メダルを手にした彼女は、胸元のファスナーを開け、ナイキ社の白いスポーツ下着をチラッと披露。これによって同社から高額ボーナスを支給される可能性が高いというのだ。

 驚くべきは、予想されるボーナス規模だ。ビジネス雑誌『Quote』の編集長マインダート・シュット氏は、インスタグラムに620万人のフォロワーを持つリールダムがスポンサー関連の投稿をする場合、ナイキ社から1件あたり約7万3500ドル(約1130万円)が支払われると推察。今回のスポーツ下着の披露によるロゴ露出によっても100万ドル(1億5800万円)を超えるスポンサーフィーを受け取る可能性が高いと伝えている。

 まさにワールドクラスの影響力を持つリールダム。その価値の高さは、スポーツビジネス界においても稀有だという。

 英紙『Daily Mail』のインタビューに応じた同ビジネスの第一人者とも言われるロブ・ウィルソン教授は、「ブランド各社が本当に求めているのは、大規模なオーディエンスの獲得だ。彼女は、本物らしさ、パフォーマンスの正当性、そしてオーディエンスからの共感という、本当に強力な要素を持っている。個人競技のアスリートが、この3要素を持っているのは珍しい」と指摘。考えられる“懐事情”を分析した。

「表彰台にも立っている競技上での成功とソーシャルメディアでの高いエンゲージメントを合わせると、特にオリンピックが開催されるような年のピーク時は、おそらく年間1090万ドル(約17億2220万円)から1360万ドル(約21億4880万円)程度になるはずだ。彼女は、冬季オリンピックの持つ可能性と市場を見事に捉えたと思う。スピードスケートは、彼女にとって収益を得る手段に過ぎない」

 さりげない行動が大金を生む。リールダムの影響力は異次元と言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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