阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(68)と、日本ハム・新庄剛志監督(54)のぶっちゃけ対談第3回。作戦面だけではなく…
阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(68)と、日本ハム・新庄剛志監督(54)のぶっちゃけ対談第3回。作戦面だけではなく、25年11月に阪神から日本ハムへ移籍した島本浩也投手(33)への期待なども語り合った。
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日本ハム・新庄監督(以下、新庄)「そういえば、岡田さんが打席の途中で原口くんに代えてホームラン(※1)を打ったでしょ?去年、あれをマネしたんですよ。水谷くんを出そうと思って、奈良間くんのカウント途中で送り出したんですよ。失敗したけど、三振したけど。あれは読んでるんでしょ?」
阪神・岡田オーナー付顧問(以下、岡田)「そうそうそう」
新庄「カウントいくつでした?」
岡田「1ボールやんか。(投手は)エスコバーやん。(一走・中野に)ギャンブル(スタート)で、セカンドに(行かせて)な。セカンドにいったら、(代打)原口って決めとってん。あれな、(原口が)前の日にものすごいええファウルでアウトになってん、サードのファウルフライで」
新庄「分かるわ~」
岡田「パーンって打ってな。もう、紙一重よ」
新庄「(記者を見て)結果じゃないんですよ!僕、よく言うでしょ?フライを打って」
岡田「天井に当たるようなごっついフライやったわ。ファウルフライ」
新庄「タイミング合ってね!分かるわ~、それ。よう見てるでしょ?僕、セ・リーグの野球。直感ではないんですね?」
岡田「違う違う。もう用意しとったもん、原口は、あの時は。もう(交代選手が待機する)通路の一番前におったからな、京セラのな」
新庄「あと、そうだ!犠牲フライの打ち方!」
岡田「俺はね、一切『犠牲フライ打て』って言うてないんよ」
新庄「でも、(2023年は)多かったじゃないですか(※2)」
岡田「多いねん。大山なんかな、勝手に犠牲フライになんねん」
新庄「教えたわけじゃないんですね」
岡田「1死三塁で、みんなに『ヒット打ちにいけ』って言うてるよ。ピッチャーの足元に。『高めを打て』とは一切言ってない。1死三塁は低めを狙うんや」
新庄「センター前、ピッチャーの足元に?」
岡田「ピッチャーの足元にゴロを打て、と。だから、内野手が前に来てる時は、全部『ゴロを打て』言うてる。ヒットの確率が高くなるわけやから。ゴロ打ちにいってるから、ランナーもスタート切りやすいやんか」
新庄「ですね、ですね」
岡田「(打球が)ライナーで、(バットとボールが当たる瞬間にスタートを切る)ギャンブルでアウトなったって、そんなんしゃあない」
新庄「岡田さんは一塁にランナー出た時の盗塁はサインですか?」
岡田「サイン、サイン。全部サイン」
新庄「行ける時に行け(グリーンライト)、じゃなくてですか?」
岡田「初球に出した時は。で、(サインを)かぶした時はもうディスボールで行けと」
新庄(記者を見て)「ディスボールの方が選手は走りやすいんですよ。こっち(監督)のせい(になるから)」
岡田「でも、3球で行けんかったら、近本でもキャンセル出す」
新庄「あ~、そうですか!」
岡田「キャンセル出す代わりに、ランエンドヒットにする。その後は」
-25年11月に阪神と日本ハムで島本と伏見がトレード。島本へ期待は?
新庄「インコースに強いボールというか勇気を持って投げられるピッチャーとは聞いてます。岡田さん使ってました?」
岡田「うん。途中から行けたんよ、回の頭じゃなしに。ランナーいてる時の方がええピッチングしよったかも」
新庄「右も左も関係ないんですか?」
岡田「関係なしに」
新庄「じゃあ、右のバッターの時に出してもいいんですね」
岡田「全然関係ない」
新庄「いいピッチャーいましたもんね、去年のタイガース。出番がなかったというだけでしょ?」
岡田「及川が良かったからな。桐敷もおるし」
新庄「じゃ、そんな変わってないですか?」
岡田「いけると思うよ」
新庄「投げさせるなら、七、八(回)?」
岡田「六やな。六、七やな」
新庄「フォアボールは出すピッチャーではないですか?」
岡田「フォアボールは出さん、出さん。自分で(カウント)ノースリーにしよる時あるけどな。それでポンとストライクを取って」
新庄「じゃあ、気にしなくていいですね。わざとしよったって思えば(笑)」
岡田「そうそう。次のバッターでアウトを取るんちゃうかなと思う時あるもん」
新庄「(回の)またぎはダメですかね?」
岡田「あ~、またぎはせん方がエエかな」
新庄「じゃあ、またぎなしで(笑)。もう岡田さんがファイターズの監督やった方がいいんじゃない?ハッハッハ」
(一同爆笑)
新庄「ファイターズの監督ならしても面白いでしょ、今なら」
岡田「今のチームやったら勝てるやん」
新庄「いや、岡田さんなら勝てるやろうけど!」
岡田「お前も勝てるよ」
新庄「僕らはちょっと今年やるまで分からない。やってみないと。でも、面白いチームでしょう?ね?岡田さん、いいんですか。監督はもう」
岡田「もうええわ。しんどい」