「侍ジャパン強化合宿」(18日、宮崎) 阪神の佐藤輝明内野手(26)が18日、サンマリンスタジアム宮崎で行われているW…
「侍ジャパン強化合宿」(18日、宮崎)
阪神の佐藤輝明内野手(26)が18日、サンマリンスタジアム宮崎で行われているWBC日本代表の事前合宿で、初のライブBPで打席に立った。ピッチクロックのルール適用は経験がなく、初めて時間制限を体感。ネクストバッターズサークルから打席までは小走りで、“倍速ルーティン”を早速実践。WBC仕様の準備でピッチクロック対策を講じた。
こんな佐藤輝は見たことがない。いつもは堂々とゆっくり打席へ向かうが、ネクストバッターズサークルからササッと小走りで打席へ。左、右のつま先で軽くバットを蹴ってから2回の素振りという、いつものルーティンも普段よりはスピーディーだった。
投手にスポットが当たりがちなルールだが、打者も違反を取られる。打席に入るまでの時間は30秒。走者なしでは15秒、走者ありでは18秒の投球間のうち、残り8秒までに打席姿勢をつくらなければ1ストライクが宣告される。「そこまではなくさない」と素振りのルーティンは継続するが、どうしても早め早めの準備となってしまう。
井端監督は慣れが必要であると同時に「ネクストでの過ごし方が大事」と言及。「前の打者が打ったら状況が変わる。状況が変わるイメージも持たないといけない」と心と体の準備を求めた。
佐藤輝が短く感じたのは前の打者との打席間よりも、投球間の方。「やっぱり短いなと思いました」。北山のテンポが早かったのもあるが、次々と投球が来る。初球を見逃し、2球目はボール。そして3球目の変化球に少し泳がされ、二塁へ打ち上げた。
初のピッチクロック挑戦で「ちょっと考えないといけない。考えながら準備をしたい」。今後は22、23日にソフトバンク戦があり、本格的なルール適用が始まる。「これからじゃないですか」とWBC仕様へとチェンジしていくようだ。
とはいえ、経験できたことは大きい。「しっかり球も見えていた」と上々の内容。二飛も紙一重に見えたが「紙三枚ぐらいですね」と独特な表現で笑った。世界で暴れるためにも、慣れないルールという壁を越える。