楽天辰己涼介外野手(29)が“シンプル・イズ・ベスト”の境地で打撃を磨いている。股関節の違和感で一時は別メニュー調整が続…
楽天辰己涼介外野手(29)が“シンプル・イズ・ベスト”の境地で打撃を磨いている。股関節の違和感で一時は別メニュー調整が続いていたが、すでに全体練習に合流。フリー打撃ではボイト、マッカスカーの強打者に引けをとらない鋭い打球を放ち「ほんまにいい感じなんですよ。飛ばすことよりも、やっぱコンタクトすることに重点置いてね。順調に来てます」と充実ぶりをにじませた。
理想の打撃を突き詰めている最中だ。フリー打撃では1セット終えるごとにスタッフと意見交換。自身のバッティングを念入りに確認し、微調整を加えている。「シンプルな打撃に戻してというところをテーマにやっています。シンプル・イズ・ベスト。これっていうもんが見つかってきて、かなり順調です」と手応えを口にした。
周囲からの助言がきっかけで「シンプル」を追求している。「オフシーズンにチームの戦略の方と話したり、年柄年中ずっと自分のバッティングを見てくれてる人からの指摘とか、自分の中でもいろいろ勉強し直して今の形に至るんで。今それが一番いいと思います」と力を込めた。
昨年のキャンプでは衝撃の最速152キロをブルペン投球で披露。投手挑戦に意欲を見せていたが、今年はその思いを封印する。「投げてくれって言われたら投げますけど」と前置きした上で「年齢的にもここで一発大きいけがをしたら、なかなか戻りにくくなる。いったん野手一本でやりたいなと思います」と地に足をつけた。
チームの勝利のためにグラウンドで大暴れする。「とにかく塁に出て、走って、長打も打って、全部できる唯一の選手だと思う。走攻守で貢献したいですね」。その中で大きな目標を掲げる。「3割打ちたいですね。そこはマストで打ちたいなと思ってます」と高らかに宣言した。【山田愛斗】