西武1軍の宮崎・南郷キャンプも第4クールが終わり、20日からは最終クールになる。実戦形式も本格化し、より真価が問われる選…
西武1軍の宮崎・南郷キャンプも第4クールが終わり、20日からは最終クールになる。実戦形式も本格化し、より真価が問われる選手がいる。プロ2年目の育成左腕、背番号133の佐藤爽投手(23)だ。
1軍キャンプ抜てきに「びっくりしました。うれしい半面、緊張です」と驚いていたが、マウンドさばき同様に淡々とメニューをこなしている。第4クール序盤時点で「まだ球速は130キロちょっとくらいですね。出力もまだそこまでは出していないので」。アピールが必要な立場ながら、焦らずに進めている。
派手さはないが制球力があり、先発もリリーフもでき、フィールディングやけん制球も巧み。現時点で1軍にいるということは、開幕時点での“チャンス”があるということでもある。「点数取られてもいいので持ち味を出したいです」と実戦にも不安はない。
150キロ台は投げられない。強烈な変化球もない。ファンにどこを見てもらいたいか。「コントロールとか、走者1人出してもしのぐとか。マウンドさばきや落ち着きあるところ、ですかね。感情も出さないので」。玄人好みの左腕がより味わいを広げる季節だ。【金子真仁】