中井はパーフェクトなパフォーマンスでSP首位に立った(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪の女子フィギュ…

中井はパーフェクトなパフォーマンスでSP首位に立った(C)Getty Images
ミラノ・コルティナ五輪の女子フィギュアスケートショートプログラム(SP)で、日本勢が最高の滑りで好スタートを切った。初出場の中井亜美が78.71点で首位に立ち、2位には坂本花織が77.23点で続いた。さらに、千葉百音も74.00点で4位に入り五輪デビューを飾っている。
大会終盤でも日本選手がインパクトを放った。大舞台の重圧を感じさせない演技で観客を魅了した17歳の中井をはじめ、坂本、千葉も圧巻のハイスコアをマーク。それぞれのパフォーマンスにより、メダル独占の期待が一気に膨らむこととなった。
海外メディアでもフィギュア日本選手の活躍は大きく報じられている。カナダ国営放送局『CBC』では、「首位に立ったのは17歳のアミ・ナカイだった。シーズンベストの78.71点をマーク。1年前の全日本選手権では15位だったことを思えば、驚異的な飛躍だ」などとレポートしている。
さらに、今季限りでの引退を表明し、初の金メダルを目指す坂本の滑りについても、「火曜夜のミラノ・アイススケート・アリーナで、解き放たれたような自由さで滑った。流れるように、そして勝つために滑った」との評価を送る。
英メディア『The Guardian』でも、日本選手の躍進を伝えており、「五輪女子フィギュアで同一国が表彰台を独占した例はこれまでない。しかしナカイ、サカモト、チバの3人は、スケート熱の高い日本にとって歴史的快挙を成し遂げる好機を迎えている。メダルが決まる木曜のフリーへ向け、期待が高まる」と綴っている。
また、フランスの日刊紙『L’Équipe』は、70点台が8人というハイレベルな上位争いとなった展開から、「なんという素晴らしい夜だったことか。五輪という舞台がいかに選手の野心を高ぶらせるかを改めて感じさせる一夜だった」と振り返り、さらに、首位に立った中井のパフォーマンスを称賛。「ナカイ自身も、シニア転向初年度で五輪に出場するなど想像もしていなかったはずだ。しかし現実は、彼女が女子種目のトップに立っている」などと偉業をフォーカスしている。
世界中からの視線が注がれる五輪の舞台で、3選手とも存分に力を出し切った。フリーの演技でも同じように躍動し、観るものの胸を躍らせる輝きを放ってくれるに違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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