◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スノーボード(18日・リビーニョ・スノーパーク) 【リビーニョ(イタリア)18日=宮下京香】…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スノーボード(18日・リビーニョ・スノーパーク)

 【リビーニョ(イタリア)18日=宮下京香】スノーボード男子スロープスタイル(SS)の決勝が行われ、23年世界選手権金メダルで初出場の長谷川帝勝(たいが、20)=TOKIOインカラミ=が82・13点で銀メダルを獲得した。

 試合後は「メダルをとったら言おうと思っていた」とし、五輪直前に左膝を故障していたことも明かした。「練習しすぎて膝に水がたまって、半月板損傷と言われたんですよね。膝曲げるのも痛くて、日常生活もビッコ引いて歩いてて、その時はああ五輪きついかなって思ってて、出たとしても自分の最大限が出せるか不安だった」。それでも諦めずに調整を重ね「徐々に痛みが引き始めて、滑り込めるわと思って。今日まで時間はかかったが、ブランクを払拭(ふっしょく)するためにひたすら滑り込みました」と何とか間に合わせた。

 今大会の男子ビッグエア(BA)で銀メダルを獲得した木俣椋真(ヤマゼン)も「帝勝は日本チームの中でも、たぶん一番練習しています」と明かすほど、とにかく滑りまくるのが長谷川流。

 長谷川は「山あり谷ありを経てここまで登ってこれた。でもそれができたのは自分を応援してくれる人だったり、自分がスノボをしたいと思うようになった原点になった人たち、トレーナーだったりスタッフだったり両親だったり友達だったりの思いや信頼に支えられてここまで来れている。自分だけでとった銀メダルではない」と心からの感謝を述べた。