<虎番が見た>グラウンドのどこにいても違和感を感じさせないのが「すごみ」と思っている。阪神熊谷敬宥内野手(30)は18日…
<虎番が見た>
グラウンドのどこにいても違和感を感じさせないのが「すごみ」と思っている。
阪神熊谷敬宥内野手(30)は18日、宜野座で行われたシート打撃で三塁に入った。中川が引っ張ったゴロをさばいて二塁封殺。何てことのないシーンだ。
キャンプも終盤に差しかかっているが、実は今年のシートノックで「遊撃」にしか入っていない。ユーティリティー性が大きな武器の熊谷にしては意外な事実。昨年の公式戦ではバッテリーと右翼以外の6ポジションを守ったほどの器用さを誇るが、なぜ今年は遊撃だけなのか気になった。
「まずは遊撃をしっかり守れるようにというところですね。そこが第一。どこでも守れるのが強みではありますし、遊撃をやっておけば、基本はどこでもできると思います」と、当たり前のような顔で話した。確かに「いまさら何を」の話かもしれないが、普段は練習していないポジションで当たり前に打球をさばく姿に、改めて感じ入るものがあった。難易度は想像するしかないが、もちろん、十分なスキルを備えていることが前提の話だろう。
遊撃のレギュラーは小幡竜平内野手(25)、新外国人のキャム・ディベイニー内野手(28=パイレーツ)らが争う構図。宜野座キャンプでは両選手に熊谷を含めた3人が毎日、遊撃のポジションに入っている。特徴は三者三様。どんな組み合わせでシーズンを戦うのだろうか。【柏原誠】