侍ジャパン小園海斗内野手(25)が、宮崎での強化合宿のライブBPで安打を放ち、3月のWBCでのスタメン入りへアピールした…

侍ジャパン小園海斗内野手(25)が、宮崎での強化合宿のライブBPで安打を放ち、3月のWBCでのスタメン入りへアピールした。

今合宿では初の実戦形式で打席に立ち、隅田のフォークを中前にはじき返した。遊撃のスタメン候補の1人で、二塁や三塁も守れる貴重な存在。井端監督就任後は常に日本代表に招集されている男が、準優勝に終わった24年プレミア12の雪辱を誓った。

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小園がカウント1-1から、隅田のフォークを中堅に打ち返した。強化合宿初の実戦形式となったライブBPで、チーム一番乗りで“Hランプ”が点灯。好左腕から快打を放ち、順調な調整をアピールした。「しっかりバットに当たってくれたんでよかったです」。調整段階での“安打”に、結果よりもバットを振れた中身に焦点を当てた。

WBC仕様のルーティンも確立させる。今大会はピッチクロックが採用され、打者は残り8秒の時点で打つ準備を完了しておかなければ、ストライクが宣告される。「早く構えるしかないので、秒数だけしっかり見て、ストライクを取られないように」と時間は目に入れながら「あまり気にしてないです」と過度な意識は避ける。

遊撃、二塁、三塁を守れる万能性は、井端監督の采配の幅を広げる。「任されたところでしっかりやりたいなと思ってるので、試合に出たらしっかり活躍できるように」と闘志。遊撃、二塁のスタメンを目指しながらも、「飛行機で届かない場合もありますし、何があるかわからないんで」と突発事態に備えて、一塁手用や外野手用など複数のグラブを持ち込んだ。

2年前のリベンジにも燃える。24年のプレミア12では決勝で台湾に破れ、準優勝に終わった。「すごく悔しい思いをしましたし、やり返したいなと思うので、頑張りたいと思います」。井端監督就任後、常に日本代表に名を連ねる男は、チームの勝利のために全てを尽くす。【久保賢吾】