中国代表として五輪参戦しているグー(C)Getty Images 雪上のスーパースターが眩い輝きを放っている。現地時間2…

中国代表として五輪参戦しているグー(C)Getty Images
雪上のスーパースターが眩い輝きを放っている。現地時間2月16日に行われたミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー女子ビッグエアで、中国代表のアイリーン・グー(谷愛凌)は179.00点を記録。スロープスタイルに続く今大会2つ目の銀メダルを獲得した。
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金2個、銀1個を手にした北京大会(2022年)に続くメダルラッシュとなっているグーは、スキー界の偉才だ。米国人の父と中国人の母を持ち、2019年6月に国際スキー連盟に国籍変更を要請して中国代表に転身。そこから名門スタンフォード大学に通う傍らで、一気にスターとして台頭した。
今では年間2300万ドル(約36億3400万円)を稼ぐスーパーモデルとしても人気を博するグー。活動の幅を広げ続ける22歳には羨望の眼差しが向けられるとともに、批判の声も集中している。
現地時間2月17日に米ニュース局『FOX News』のインタビューに応じたJ.D.バンス副大統領は、サンフランシスコで生まれ育ち、現在もスタンフォード大学に在学するグーが中国代表として活動することに苦言を呈した。
「アメリカで育ち、この国の教育制度や自由と権利の恩恵を受けてきた人間が、この国を偉大な場所にしている要素を享受してきたのであるなら、アメリカの代表として競争するべきと願う。それは当然の話だ」
グーは、教育熱心だった母のススメによって国籍変更をしたと報じられ、当人も「一般的に大半の人は中国を嫌っている。そういう傾向にあると思う。ただ、人々が『嫌い』と思う悪の塊として、私がひとまとめにされるのは、ちょっとつらい」(米誌『Times』のインタビューより)と告白。苦悩の末の決断であったことを明らかにしている。
それでもバンス氏は「彼女の立場について私は知らない」と前置きした上で、「私はアメリカを代表する選手を応援する。自分自身こそがアメリカ人だと認識している人たち、まさにそういう人たちを応援する」と強調した。
どれだけ勝っても周囲からの批判は尽きない。それもまた彼女がスターたる所以なのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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