◇米国女子◇ホンダLPGAタイランド 事前情報(18日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6649yd(パー72…
◇米国女子◇ホンダLPGAタイランド 事前情報(18日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6649yd(パー72)
同じフィールドの一員であっても、吉田優利にとっては出場枠の違いが天と地ほどの差に感じる。先月の段階でスポンサー推薦による出場が決まっていたが、直前の他選手の入れ替わりにより、自身が持つ「カテゴリー1」(昨季のポイントランキング80位まで)の資格扱いでプレーできることになった。
推薦枠で予選カットのない大会に出場し、2位以下に終わった場合は年間ポイントランク(レース・トゥ・CMEグローブ)のポイントが加算されないルールがある。「(資格が変わるのを)めっちゃ待っていたので、うれしいです。(優勝しなくても)1点でも入ると考えるとすごく良かった」。期間中は形式的にパーティへの参加など、“推薦出場者”としての役目を果たしつつも気分は違う。
昨年残した年間レース73位の成績を受けて、米女子ツアー3年目はこれまでで最もスタートが早い。次週の「HSBC女子世界選手権」(シンガポール・セントーサGC)、翌週「ブルーベイLPGA」(中国・鑑湖ブルーベイGC)まで3連戦を組むことができた。それに浮つく様子はない。「様子を見つつ、良いスタートを切りたい」と態度は慎重だ。
「調子はあまり良くない」というのが率直なところ。オフに練習を重ね、「まだ自分の思う感覚と、動画で見たスイングが違うところがある。(大きく)曲がる時もあるので、なかなか振りづらい時が多い」とショットの具合を冷静に見つめている。
「自分のゴルフのイメージができていないので『優勝できます』とは思わない」と現状を分析しながら、「だからと言って『5戦連続で予選落ちします』とも思わない」と前向きに捉えられるポイントも少なからずある。「やりながら…じゃないと、分からないところがある。でも、ポジティブには発言したいなと思ってます」。ティオフしてからはいっそう繊細に、自身の情報を集めたい。
直近の2シーズンも、もちろん国内ツアー時代のキャリアも糧。「(ツアーに)だいぶ慣れてきたし、しっかり経験を積んできたはずなので、ことしは自信を持っていけたらなと思います」。スタートダッシュをかけたいシーズンの入り口もジタバタしない。(タイ・チョンブリ/桂川洋一)