アンバー・グレンは優勝候補の一人と見られていた(C)Getty Images ミラノ・コルティナ五輪、フィギュアスケート…

アンバー・グレンは優勝候補の一人と見られていた(C)Getty Images
ミラノ・コルティナ五輪、フィギュアスケートの女子SPが現地2月17日に行われ、まさかの失速も注目された。
金メダル候補とされた実力者、アンバー・グレン(米国)は冒頭で大技トリプルアクセルを成功。最高の滑り出しとなったが、その後は後半に予定した3回転ループが2回転となるなど、SPの必須要素を満たせずに0点となる痛恨のミスも響き、67・39点でSP13位と出遅れた。
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演技終了後は顔をゆがませ、キス・アンド・クライでは悔しさのあまりか、大粒の涙を流した。
24年GPファイナル女王の実力者。今季限りで引退を表明している坂本花織の最大のライバルとも目されてきたグレンの失速には同じ米国チームの同僚も気遣う様子を見せているという。
米メディア『USA TODAY』では「アンバー・グレンのオリンピック・ショートプログラムで何が起こったのか?」というタイトルで記事を配信。
その中で序盤はトリプルアクセルを決めて、好調だったが、後半に失速。「キス・アンド・クライのセクションで得点を待っている時、顔をしかめ、左手を胸に当て、息を荒くした」と表現。
得点が読み上げられると一時は平静を保とうとしたが「数秒後、彼女は両手で頭を抱え、泣き出し、コーチのデーモン・アレンが彼女の背中をさすった」とした。
そんな失意のグレンを気遣う様子を見せたのはコーチだけではない。同じ米国チームのアリサ・リュウもこう語ったという。
「彼女(グレン)は本当に努力家で、多くの困難を乗り越えてきました。私はただ彼女に幸せになってほしい。それだけが私の願いです」と記者団に語ったと記事では伝えている。
自身はSPに76・59点で3位の好発進ながら、しっかり同僚に寄り添う姿勢を示したとされる。
同じ米国チームでは男子代表で優勝候補とされてきたイリア・マリニンも今大会ではSPで1位ながら、最後失速と番狂わせもあった。
改めて4年に1度の五輪に万全の姿勢で臨むことの難しさが伝わってきたシーン。周囲の支えも胸に今後行われるフリーで巻き返せるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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