(17日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉フィギュアスケート・女子シングル・ショートプログラム) 千葉百音(…

 (17日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉フィギュアスケート・女子シングル・ショートプログラム)

 千葉百音(もね)はうまくまとめて74.00点をマークし、表彰台を狙える位置につけた。

 冒頭のフリップ―トーループの連続3回転は惜しくも「軽微な回転不足」の判定。それでもダブルアクセル(2回転半)を決め、後半の3回転ルッツは耐えた。

 スピンは全てで最高難度となるレベル4の評価を受け、出来栄え点(GOE)も稼いだ。演技構成点は坂本に次ぐ2位の35.28点だった。

 滑る前から重圧と闘っていた。五輪デビュー戦は最終29番目の滑走。直前の6分間練習で場内の大声援を受けると、「緊張の波に押しつぶされそうになった」。

 本番までの時間を使い、気持ちを落ち着かせた。「この先の人生、オリンピックで最終滑走を経験することはないかもしれない。それなら楽しくやろう」と開き直れたのが大きかったという。

 3位とは2.59点差。今大会は男子シングルもペアも、フリーで大きく順位が入れ替わるのを見てきた。表彰台は手の届くところにある。

 「いけるところまでいこう」。強い気持ちで勝負に挑む。(遠田寛生)