フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)が17日(日本時間18日)、ミラノ・アイススケートアリーナで行われ、五…
フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)が17日(日本時間18日)、ミラノ・アイススケートアリーナで行われ、五輪初出場の中井亜美がトリプルアクセル(3回転半)を決めて首位発進した。北京五輪銅メダルの坂本花織が2位、千葉百音が4位につけ、日本勢による表彰台独占の可能性も出てきた。フリーは19日(同20日)に行われる。
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■「楽しまなきゃもったいない」
中井は冒頭、大技トリプルアクセルを着氷。その後、ルッツ―トーループの連続3回転を成功させると、後半の3回転ループも決めた。
78.71点でSP首位に立ち、五輪初出場でいきなり存在感を見せつけた中井。演技終了後には「アップの時には少し緊張もあったんですけど、6分間練習の時に『この舞台を楽しまなきゃもったいない』って気持ちを切り替えました。その楽しもうという思いが、今回いい結果につながったと思います」と振り返った。
続けて「今までの試合の中で一番楽しかったと思えるくらいの気持ちでいます。すごくいい出来だったので、今日は自分を褒めてあげたいです」と話し、笑顔を見せた。
17歳のニューヒロインを海外メディアも注目。米紙『USA TODAY』は、「ティーンエージャーがけん引する日本女子チーム、表彰台独占の可能性も」と題し、記事を公開。「ナカイは冒頭でトリプルアクセルをきれいに決めると、その後も勢いを増し、力強い演技を披露。得点は今季ベストで、喜びあふれるパフォーマンスは観客を総立ちにさせた」と称賛した。
■「本当に人生最高の瞬間」
一方、コメントを紹介したのは、専門メディア『Golden Skate』。それによると、中井は「練習の時から試合をイメージして臨み、最後の最後まで自分を信じることができました。それが、きょう成功できた理由だと思います」と“勝因”について語った。
さらに観客の大声援についても触れ、「スピンをしている最中にも声援は聞こえていました。本当に人生で最高の瞬間でした。たくさんの日本のファンが旗を振ってくれて、とてもうれしかったですし、心強く感じました。家族も応援に来てくれていて、どこにいるのか探していました。演技の後、家族が作ってくれた手作りの横断幕を見つけました」と話した。
最後は、ペアで金メダルを獲得した“りくりゅう”こと三浦璃来・木原龍一組にも言及。「昨日、“りくりゅう”の演技を見て本当に感動しました。最後まであきらめないことの大切さを改めて思い出させてくれました」とし、SPで出遅れながらも大逆転で金メダルに辿り着いた2人から学んだと明かした。
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