国内女子ツアーで通算50勝をマークした不動裕理は、50歳になる(1976年10月14日生まれ)一年も精力的に活動を続け…

ツアー50勝のレジェンド不動裕理。50歳を前にした今を語る(Atsushi Tomura/Getty Images)

国内女子ツアーで通算50勝をマークした不動裕理は、50歳になる(1976年10月14日生まれ)一年も精力的に活動を続けている。昨年は「日本女子シニアオープン」で優勝し、レギュラーツアーにも7試合に出場。日本ゴルフのレジェンドはいま、何を思うのか。GDOの連載コラムで胸の内を明かす。

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不動です。2026年もどうぞよろしくお願いします。1年間、コラムをやらせていただくことになりました。慣れていないので大いに不安ですが、私の日常や考えていることを真摯にお伝えできたらと思います。

ことしは神田明神への初詣でで一年が始まりました。1月4日に関西で初ラウンド。いつものんびりしすぎて、慌てて練習を始める私にしては、かなり早い“打ちぞめ”でした。バーディにボギー、ダブルボギー、トリプルボギーまで出て忙しかったけれど、私にしてはバーディがたくさん出たラウンドで、久しぶりにしてはまあまあの感触。去年とは違うかも…と、ほんのちょっとだけ期待も抱きました。

昨年は一打、一打は良いのにスコアになかなか結びつかなかったり、1mちょっとのショートパットを外して自滅したりと、ストレスのたまるゴルフが多くありました。心が折れたままの部分もあるけれど、今季は距離の長いホールでどれだけバーディチャンスにつけられるかが勝負。課題はユーティリティとフェアウェイウッドの精度だと思っています。

このオフは友達や先輩プロにゴルフに誘ってもらい、1月だけでも8回と過去イチのラウンド回数です。以前は練習場で打ち込むばかりで、3月の開幕戦の練習日が“新年3ラウンド目…”なんてこともありましたが、こういう実戦を課題克服にもつなげたい。今季の私の初戦は4月頃になる予定なので、しっかり準備できたらいいなと思います。

目標はまず5月の「日本女子シニアオープン」(埼玉・武蔵CC豊岡C)の優勝です。去年は第1回大会に勝てて、久しぶりに「日本女子オープン」にも出場しました。メジャー大会はセッティングも厳しいぶん、やっぱりやりがいがあります。初日は良かったけれど、2日目に凡ミスが出て予選落ち。もう少し頑張ったら…と感じることもできて、また挑戦したいと意欲が湧いています。

大会前に開催されるチャンピオンズディナー(歴代優勝者の食事会)では、ある先輩に「良い経験も悪い経験もたくさんした方がいい」とアドバイスをもらいました(その先輩はその後の試合でエージシュート達成!)。悪い方はここ数年、経験してるからもう充分じゃないかと思ったけれど、先輩には「まだまだ足りない」と言われました。よく考えると、約30年のプロ生活で、悪い経験が数年では足りないかもと納得しました。ことしがまた我慢の年になったとしても、諦めずにやり切りたいと思います。

ことしで50歳。一番、怖いのはけがなので、ストレッチなどを増やしていこうとも考えています。そうそう、50歳(早寿)のテーマカラーは、生命の源である海や水を想像させる「青」だとか。ジュニア時代から仲良くしているプロに、かなり早め(10カ月も?!)の誕生日プレゼントで青い財布をもらいました!やさしい気持ちにホッコリ。そんな、きょうこの頃です。