◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前(17日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71) 松山英樹は…
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前(17日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7383yd(パー71)
松山英樹は前週「AT&Tペブルビーチプロアマ」で8位となり、プレーオフ惜敗で2位だった「WMフェニックスオープン」から2試合連続のトップ10で終えた。開幕戦「ザ・セントリー」で記録的な優勝を飾った2025年シーズンはその一回きりだったトップ10回数を、シーズン出場4試合目で早くも上回った。
ここまで13位→11位→2位→8位。2014年以降、ほとんどの年でハワイ→西海岸シリーズという流れの序盤戦を繰り返してきたキャリアにあって、順位だけ見れば滑り出しの安定感が際立つ。年が明けて4試合のうちに優勝したことも4度(2016、17、22、25年)あったが、4試合すべてトップ15を外さずに上位フィニッシュを並べたのは初めてとなる。
ただ、本人の口ぶりはどこまでも控えめ。「結果がね、トップ10にも入れたし、そこら辺は良かったなと思いますけど、それ以外はないです」と話し、あくまで順位を淡々と評価する。「結果と、自分のゴルフの内容が比例はしていないので…」。フェニックスオープンも、ティショットの不安をツアー屈指のアプローチ技術や経験に裏打ちされた巧みなゴルフの組み立てでカバーして優勝争いを引っ張った。1打のリードを失った最終日の正規18番、クリストファー・ゴッターアップに競り負けたプレーオフと土壇場の1Wショットで左への大きなミスが出た。
ペブルビーチで初めて優勝争いに加わった前週も、4打差6位から最終日にチャージを掛けきれなかった。強風の中、左サイドに海が広がるプレッシャーを跳ねのけて“枠”に収めた最終18番(パー5)のティショットのようなシーンを増やしたい。「それ(結果に内容が伴う)が一番理想ですけど、そんなことはなかなかない。自信が出てくればいいんですけどね。(いまは)結果が悪くない、という自信でしかないです」
昨季ディフェンディングチャンピオンとして戻ってくるはずだったリビエラCCでの2年ぶりのプレーを終えれば、次はフロリダ。目の前の試合を戦いながら、4月のメジャー初戦「マスターズ」に向けた準備を意識する段階に入っていく。順調に映る13年目のスタートにも、緩む気配はない。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/亀山泰宏)