<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スピードスケート>◇女子団体追い抜き3位決定戦◇17日◇ミラノ・スピードスケー…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):スピードスケート>◇女子団体追い抜き3位決定戦◇17日◇ミラノ・スピードスケート競技場
【ミラノ=飯岡大暉】日本は3位決定戦で米国を破り、3大会連続表彰台となる銅メダルを獲得した。
メダルへの原動力の1つとなったのは初出場となった野明花菜(21=立教大)。高木美帆(31=TOKIOインカラミ)、佐藤綾乃(29=ANA)とともに隊形を保ち、最後までスピードを持続した。
21歳の野明花菜(立大)が3位決定戦で五輪デビューした。3人の隊列の中央で、スタート直後につまずきかけた場面もあったが、銅メダルに貢献し涙した。
今季からメンバーに加入。昨年11月のW杯初戦でいきなり優勝に貢献した。1月のドイツ合宿中、隊列の2番手として先頭をうまく押せない不調に陥り、同部屋の高木に相談した。「感覚を伝えたら、くみ取ってくれた。改善策を一緒に考えてくれた」。1時間半ほど話し「自分の手で押すより(3番手の佐藤)綾乃さんと一つになって力を伝えて」とアドバイスをもらい、感覚をつかんだ。
スケート一家に生まれた。父弘幸さんは男子1500メートルの元世界記録保持者で、母三枝さん(旧姓上原)とともに元五輪代表。「五輪という言葉を小さいときから聞いてきた。それがいやだったときもあった」と明かす。父に見守られる中、銅メダルを手にして「両親に最高の形で恩返しができた」とほほ笑んだ。
◆飯岡大暉(いいおか・だいき)新潟県加茂市生まれ。学生時代はサッカー部に在籍。小柄な見た目に反したプレーから「鈍足」と呼ばれる。2019年に入社し紙面レイアウトを担当する整理部に配属。デジタル広告の営業企画部をへて24年4月からスポーツ部。パリ五輪後に五輪班に所属し、今回が初めての五輪。スピードスケート、カーリングを主に担当する。新潟県産コシヒカリを手に現地入りした。