ミラノ・コルテシナ・オリンピック(五輪)のボブスレー女子個人で英国代表として出場するアデル・ニコル(29)が「二刀流」ア…

ミラノ・コルテシナ・オリンピック(五輪)のボブスレー女子個人で英国代表として出場するアデル・ニコル(29)が「二刀流」アスリートとして五輪デビューを果たした。

15日の女子1人乗りは18位に終わり「最後のランはパイロットとしての私の能力を反映するものではありません。おそらく人生で最悪の走りだった。五輪は理想的にはいかない」と悔しがりながら、20日からの女子2人乗りでのメダル獲得に燃えた。4年前の北京五輪では女子2人乗りの補欠選手だっただけに、初出場の五輪への思いは強い。

英大衆紙ザ・サンはニコルの「二刀流」活動を特集。冬はボブスレー、夏は陸上の砲丸投げ選手を数年間両立させていると伝えた。砲丸投げでも国内大会で3度優勝を飾っており、アスリートとしての重圧を乗り越える経験もしてきた。特に英テレビ局BBCのインタビューでは出身地となる英ウェールズのベストを着用しながら「(英連邦諸国の大会)コモンウェルスゲームズで競技したい」と冬季五輪後の目標も掲げた。

特にボブスレーを開始した後、体形も変化。体幹が強化されて体重も20キロ減ったという。ニコルは「マイナス20度の寒さでボブスレーを持ち上げるなんて楽しいことじゃない。私はこれまでもっとも強く、もっとも速く、そしてもっとも精神的に強靱(きょうじん)になった。陸上競技を非常にうまく補完している」と砲丸投げとの二刀流を続ける意味を強調した。

現在、ニコルのインスタグラムには約6万人のフォロワーがいる。サウナに入り、海を楽しむ自身の動画を投稿。ニコルは「セクシーなインフルエンサーを目指したけど、私には合わなかったわ」と明かすものの、五輪出場後、急速にフォロワー数が急増している。それはニコルのアスリートとしての魅力があるからだろう。