(17日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉フィギュアスケート・女子シングル・ショートプログラム) 千葉百音(…
(17日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉フィギュアスケート・女子シングル・ショートプログラム)
千葉百音(もね)(木下グループ)が、幼い頃から憧れていた五輪の舞台で上々のデビューを飾った。演技が終わると、やりきった表情で、両拳を軽く握った。
最終滑走でリンクに登場。6分間練習のときは緊張からか少し動きが硬かったが、本番の曲が始まると表情が一気に明るくなった。
冒頭のフリップ―トーループの連続3回転は回転不足を取られたが、ダブルアクセル(2回転半)、3回転ルッツを着氷。ジャンプを跳ぶたびに、場内から歓声が沸いた。
持ち味であるしなやかなスケーティングで観客を楽しませ、中盤には場内から手拍子も起こった。
「自分を信じてやるだけ」と話していた通り、集中力を最後まで切らさず滑りきった。
昨年12月のグランプリファイナルでマークしたSPの自己最高77.27点には及ばなかったが、74.00点でSP4位。表彰台も狙える位置で19日のフリーへ進んだ。
強い気持ちで重圧をはね返した。
1月下旬に出場した四大陸選手権ではジャンプのミスが目立ち、「大会が終わった直後はかなり心配になる時もあった」と話していた。
イタリア入りしてからの練習で調子が上向き、大舞台でも臆することなく滑りきった。(遠田寛生)