MLB選手会のトップに長年君臨してきたトニー・クラーク専務理事(53)が辞任の意向を固めたと、ESPN電子版など複数の米…
MLB選手会のトップに長年君臨してきたトニー・クラーク専務理事(53)が辞任の意向を固めたと、ESPN電子版など複数の米メディアが17日(日本時間18日)伝えた。ニューヨーク州ブルックリンの連邦検察が、選手会が運営にかかわる選手のライセンス業務代行会社「ワンチーム・パートナーズ」などに関してクラーク氏による財務の不正があった可能性を捜査しており、それにともなう決断だという。選手会はMLBとの現在の労使協定が今年12月1日で失効するため、新労使協定締結に向けて4月から交渉をスタートする予定。巨額の収益を得て大補強を続けるドジャースの現在の「一強」状態を懸念する球団オーナー陣からサラリーキャップを求める声が強まっており、交渉はかつてないほど難航するとみられている中で、トップが突然辞任となり、選手らに動揺が広がっている。クラーク氏と選手会幹部は、毎年恒例となっているキャンプ地訪問を17日から開始する予定だったが、それもキャンセルされたという。
クラーク氏は現役時代にタイガース、ヤンキースなどで強打の一塁手として活躍し、1995年から15年間メジャーでプレー。現役引退後は選手会の職員となり、13年に組織のトップである専務理事に就任した。