◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(17日、ミラノ・スピードスケート競技場) 【ミラノ(イタリア)17日=富張…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(17日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 【ミラノ(イタリア)17日=富張萌黄】女子団体追い抜き3位決定戦が行われ、日本(高木美帆、野明花菜、佐藤綾乃)は2分58秒50で米国に勝利し、銅メダルを獲得した。同種目は3大会連続のメダル獲得となった。佐藤綾乃(ANA)にとっては3大会連続3個目のメダル(金1、銀1、銅1)となった。

 今大会限りでの五輪引退を示唆していた佐藤。レース後は「本当に今日で最後になってしまった」と高木と滑る最後の団体追い抜きを感慨深く振り返った。18年平昌大会金メダル、22年北京大会銀メダルに続き、同種目で3大会連続メダルを獲得した。初めて決勝に進むことができず「正直悔いが残ってしまった。銅メダルでも悔しい」と胸の内を明かした。

 100%の力を出せたわけではないが、メダルを獲得できたことには満足しているという。「自分が持っている経験値や技術を、この4人で出し切るためにしっかりやってこれた」と胸を張った。「メダルがあるのとないのとじゃ、本当に大きな違いだと思う。今日はこの銅メダルをかみ締めて喜びたい」と笑顔で話した。

 佐藤は団体追い抜きを「スケート人生を変えてくれた種目」と話し、18年平昌大会の金メダル獲得は、競技人生において大きな出来事だった。「あのメンバーとして参加しなければ、絶対にここまで来ていない。そこまでスケートに対する気持ちも強くならなかった。パシュートをやっていたから、個人種目も伸びたと思う」と話しており、金メダルへの思いは人一倍強かった。目標は果たせなかったが「今はとても満足」と充実感を漂わせた。