<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):カーリング・イタリア8-6日本>◇女子1次リーグ◇17日◇コルティナ・カーリン…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):カーリング・イタリア8-6日本>◇女子1次リーグ◇17日◇コルティナ・カーリング五輪競技場
日本代表フォルティウスは、最下位同士だった開催国イタリアにも敗れ、4連敗で通算1勝6敗となり、既に決定的だった1次リーグ敗退が決まった。
ロコ・ソラーレが前々回に銅メダル、前回に銀メダルを獲得したが、悲願の金メダルはもちろん、日本勢3大会連続のメダル獲得はならなかった。
五輪初出場のスキップ吉村紗也香(34)は「最後までみんなで1投1投、あきらめずに気持ちを強く持ってプレーしていた」と努めて前向きに振り返ったが、12年ぶり2度目の出場だったサード小野寺佳歩(34)は「率直に悔しい」と目を赤くし、「接戦で負けてしまう試合が続いてしまっていた。ショットの精度がもう少し上がらないと、勝ちきることが難しい」と手厳しかった。
この日はイタリアとドロー成功率82%、全ショットの成功率も76%でまったく同じ。テイクアウト成功率も日本の64%に対し、イタリアも66%。
それでも勝負どころで、イタリアはスキップの大黒柱、ステファニア・コンスタンティニを中心に攻め、試合の主導権を日本に渡さなかった。日本は大会を通じて、相手のミスに襲いかかる力が少なく、試合巧者になれなかった。
リザーブから初めてセカンドで起用された小林未奈(23)は、涙をうっすら浮かべながら「最初は震えるほど緊張していたが、みんなが緊張はするもんだし、絶対大丈夫だよと、みんなで一緒に闘ってくれた。すごく心強かった」と、先輩に感謝した。
残る2試合で英国、中国と対戦する。単独最下位からどこまで意地を見せられるか。16年ぶり2度目の出場のリード近江谷杏菜(36)は「やることはショットに集中すること。たくさんの方に支えてきてもらい、感謝の思いを表現しながら、しっかり自分たちのプレーをしたい」と、完全燃焼を誓った。