【ミラノ17日(日本時間18日)=木下淳】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート男子で「世紀の…

【ミラノ17日(日本時間18日)=木下淳】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート男子で「世紀の失速」となるフリー15位、総合8位に沈んだイリア・マリニン(21=米国)が、インスタグラムのストーリーズを更新。確実視された金メダルを逃した直後、息子を慰めるどころか叱責(しっせき)した、として大炎上していた父親でコーチのロマン・スコルニアコフ氏(49)の誕生日を祝福した。

五輪モニュメントの前で撮影したツーショット写真に「誕生日おめでとう、世界で一番のお父さん とても愛してるよ」と添えた。続けて「クワッド・ファーザー(4回転の父)ロマン」と、自身の愛称「クワッド・ゴッド(4回転の神)」と引っ掛けた。

マリニンはショートプログラム(SP)首位から、世界記録を持つフリーで転倒を連発。衝撃の15位に沈む156・33点で、自己ベストの238・24点に81・91点も届かなかった。

合計も264・49点で総合8位。同じく自己記録333・81点を69・32点も下回った。

この得点が出る瞬間が静止画として切り取られ、問題視されていた。キス・アンド・クライで激しく頭を抱えたのは、マリニンではなくスコルニアホフ氏。息子が困惑した表情で見つめる画像が世界中に拡散されていた。

米誌NEWSWEEKも「イリア・マリニンの父、息子の五輪大失態後の行動で批判に直面」との見出しで報道。ネット上では“父親失格”の烙印(らくいん)を押されていたが、マリニンが怒る「ネット上の憎悪」では、親子の絆を割けるわけがないようだ。