【ミラノ17日(日本時間18日)=木下淳】金メダルの鉄板候補だった26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュ…
【ミラノ17日(日本時間18日)=木下淳】金メダルの鉄板候補だった26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)のフィギュアスケート男子で「世紀の失速」となるフリー15位、総合8位に沈んだイリア・マリニン(21=米国)が、インスタグラムを更新。米NBCの看板トーク番組「Today Show(トゥデイショー)」に出演した際の動画をアップした。
団体で獲得に貢献した金メダルを首にかけ、一方で戴冠が確実視された個人では逃した悪夢のフリーに触れ「もちろん思い通りの結果ではなかったけど、今は振り返っている場合ではない。あの失敗から学び、今後どう成長できるか模索するだけだ」と語った。
別の投稿では、体操女子で五輪のメダル11個(金7銀2銅2)を持つレジェンド、シモーネ・バイルズ(28)と共演し、笑顔でハグする映像も公開した。
前日16日は、このインスタで「卑劣なネット上の憎悪が精神をむしばみ、恐怖が闇へと誘う」など苦しい胸中を打ち明けて世界を驚かせた。
23年12月から約2年2カ月、個人戦14連勝を誇った栄光から、最後に頭を抱える瞬間までを動画にまとめ「最も幸せな記憶さえ、雑音に汚されてしまうこともある」などと中傷被害を示唆していた。
本人はミラノに滞在中。21日午後8時(日本時間22日午前4時)から行われるエキシビション(アイスショー)に出演することを予告しており、連日、プラクティス(練習)リンクに姿を見せている。
世界唯一のクワッドアクセル(4回転半)を含む、全6種の4回転半ジャンプを操るクワッド・ゴッド(4回転の神)は、ショートプログラム(SP)首位から、世界記録を持つフリーで衝撃の15位に沈んだ。156・33点で、自己ベストの238・24点に81・91点も届かず。合計も264・49点で総合8位。同じく自己記録の333・81点から69・32点も下回った。
この得点が出た瞬間、本人ではなく父のロマン・スコルニアホフ氏が激しく頭を抱え、息子が困惑した表情で見つめる画像が世界中に拡散され、物議も醸していた。