◇米国女子◇ホンダLPGAタイランド 事前情報(17日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6649yd(パー72…
◇米国女子◇ホンダLPGAタイランド 事前情報(17日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6649yd(パー72)
米女子ツアー3年目の昨季、勝みなみはシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」に初めて出場した。翌週に宮崎で行われた国内メジャー「ツアー選手権リコーカップ」で一年を締めくくったことで、オフに入るタイミングが直近2年よりも2週遅くなった。
だから、12月は「なんだかすごく忙しかった。ありがたいことなんですけど、逆に予定が詰まっちゃって」と時間が経つのはあっという間。新シーズンを迎えるにあたり、準備期間の短さを言い訳にするつもりもない。むしろ、「すごく充実したオフを過ごせて、良い準備ができた。今までで一番、体の状態も良い」と感じられる。
宮崎県内での打ち込み、トレーニング合宿に精を出したかと思えば、今月初めには沖縄でプロ野球のキャンプを目に焼き付けてきた。大ファンである阪神タイガースだけでなく、北海道日本ハムファイターズの拠点も訪問。「ゴルフとはまた違いますけど、体の動かし方やタイミングの取り方、(手などの)ポジションが変わると、スイングやフォームも変わる。そういうのを見るのがすごく楽しかった」と実益にもなりそうな時間を過ごし、英気を養ったという。
4年目の目標はズバリ初優勝。「できれば早めに…というか。優勝できる位置には来ている、あと本当にもう少しだと思う。チャンスを待ちたい」。昨年10月には「ビュイックLPGA上海」で、世界ランク1位のジーノ・ティティクル(タイ)とのプレーオフに敗れ、米初タイトルがお預けになった。「勝ちにこだわりすぎて、気持ちが先走って動きが悪くなるのもよくないと思う。目の前のことに集中して、つかめれば」と静かに意気込む。
自身のシーズン初戦となる本大会は、実はキャリアを通じて初出場。「みんな『もう5年くらい出てるイメージ』みたいに言ってくれるんですけど(笑)」。タイへの入国すら、コロナ禍以前のオフに来たとき以来だ。「ことしは『基本を大事に』。スイングもトレーニングも、基本的なことを大事にしていきたい」。その瞬間が来れば、2027年は直近2年の優勝者が集う開幕戦の出場も決まる。オフはもっと短くなったっていい。(タイ・チョンブリ/桂川洋一)