プロボクシングの2025年年間表彰選手が17日に発表され、都内で表彰式「JAPAN BOXING AWARDS2025…
プロボクシングの2025年年間表彰選手が17日に発表され、都内で表彰式「JAPAN BOXING AWARDS2025」が開催された。年間最優秀選手賞(MVP)には4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32)=大橋=が選出され、8年連続9度目の受賞。自身が持つ歴代最多記録を更新し「率直にうれしい。毎年取らなきゃいけないという重圧がある中で、2025年もしっかり取れてホッとしている」と語った。
井上尚弥は昨年、1月に金芸俊(韓国)に4回TKO勝ちすると、5月に米ラスベガスでラモン・カルデナス(米国)に8回TKO勝利。9月にはムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)を完封して判定勝ちし、12月にはサウジアラビアでアラン・ピカソ(メキシコ)に大差判定勝ちした。
年間4試合というハードスケジュールを完遂し「世界戦を4試合で、自分の中でも気の抜けない年になった。(なかなか)経験のできない年になった」と述懐。8年連続のMVPには「ボクシングが好きだから続けられていることだと思うし、その中でもモチベーションが上がらない時もあったが、一つ一つ自分と向き合った結果が、受賞という形で評価されて自分としてはうれしい」とうなずいた。
昨年末のピカソ戦を終えた後はリフレッシュし、2月から本格的な練習を再開しているという。1年前の表彰式の壇上で対戦を呼びかけた中谷潤人(28)=M・T=とのドリームマッチは5月にも実現に向けて計画されており、「言葉には言い表せないが、今までになく自分の中で燃えたぎっている。非常に楽しみ。1年前に約束をして、(それぞれの準備は)しっかり整った」と腕をぶした。
◆ボクシング2025年年間表彰
〈最優秀選手賞〉井上尚弥(大橋)=8年連続9度目
〈優秀選手賞〉井上拓真(大橋)、井上尚弥(大橋)、高見亨介(帝拳)、武居由樹(大橋)、堤聖也(角海老宝石)、寺地拳四朗(BMB)、中谷潤人(M・T)、松本流星(帝拳)、矢吹正道(緑)
〈技能賞〉井上拓真(大橋)=初受賞、中谷潤人(M・T)=2年連続2度目
〈殊勲賞〉堤聖也(角海老宝石)=2年連続2度目
〈努力・敢闘賞〉坪井智也(帝拳)=初受賞
〈KO賞〉矢吹正道(緑)=初受賞
※IBF世界フライ級タイトルマッチ、フェリックス・アルバラード戦
〈新鋭賞〉高見亨介(帝拳)=初受賞
〈年間最高試合賞・世界戦〉WBA・WBC世界フライ級王座統一戦、寺地拳四朗(BMB)-ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
〈年間最高試合賞・世界戦以外〉日本ライトフライ級タイトルマッチ・高見亨介(帝拳)-川満俊輝(三迫)、WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級タイトルマッチ・齋藤麗王(帝拳)-渡邊海(ライオンズ)
※女子
〈最優秀選手賞〉昼田瑞希(三迫)=4年連続4度目
〈年間最高試合賞〉WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ、黒木優子(真正)-鈴木なな子(横浜光)
※トレーナー部門
〈トレーナー賞〉井上真吾氏(大橋)