濃密な“授業”を受けた。侍ジャパン伊藤大海投手(28)が17日、ダルビッシュ先生による変化球講座を受講した。ブルペンでの…
濃密な“授業”を受けた。侍ジャパン伊藤大海投手(28)が17日、ダルビッシュ先生による変化球講座を受講した。
ブルペンでの投球を終えた投手陣はサブグラウンドへ。しばらくすると、侍ジャパンのアドバイザーを務めるパドレス・ダルビッシュ有投手(39)の周りには、自然と輪ができた。北山、大勢らとともに約10分間の青空教室に参加した伊藤は「ツーシームの話を聞いて、すごく説明してくださった。なんとかこの期間でいい形にできたら」と思い描いた。
ツーシームを強化し、さらなる進化を図る。昨季は所属する日本ハムのエースとして14勝を挙げ、195奪三振。最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得し、自身初の沢村賞も受賞した。多彩な変化球で打者を打ち取ったが、昨季のツーシームの被打率は3割8分5厘と球種別ではワースト。「より良いものにしたい」と多くは語らずも、ツーシームが武器の1つとなれば投球の幅が広がることは間違いない。
強化合宿では充実した日々を過ごしている。この日は、初めてブルペンで本格的に25球を投じ「いろんなボールを投げられましたし、体もすごくいい感じ」。連日の“ダル塾”は「勉強になる話が多すぎて毎日大変です」としながらも「まだまだ聞きたいこともたくさんあります」と貪欲な姿勢を見せる。
WBCでは先発としても期待がかかる。1次ラウンド4戦目のチェコ戦での先発最有力の右腕は「いい形で大会に臨んでいけたら」。ダルビッシュの教えをものにして、世界の強打者に立ち向かう。【水谷京裕】