<練習試合:日本ハム5-3中日>◇17日◇名護日本ハムのサウスポー先発トリオが17日、開幕ローテ入りをアピールした。中日…

<練習試合:日本ハム5-3中日>◇17日◇名護

日本ハムのサウスポー先発トリオが17日、開幕ローテ入りをアピールした。

中日との練習試合(名護)に先発した細野晴希投手(23)、2番手の山崎福也投手(33)、4番手の加藤貴之投手(33)がそれぞれ手応えたっぷりの投球を披露。野手では2番右翼でフル出場した矢沢宏太投手(25)が本塁打を含む5打数2安打2打点と躍動した。新庄剛志監督(54)に代わって采配した外野守備走塁コーチの森本稀哲“監督代行”(45)は収穫たっぷりの試合を振り返った。

   ◇   ◇   ◇

山崎福也は声に出さずとも、マウンド上で思わず口の形が「おっ!」となっていた。今季初実戦の2イニング目。4回先頭、右打者の中日知野に対して2ストライクからの3球目だった。高い肘の位置から投げ下ろしたボールは、外角へ逃げていくように落ち、バットに空を切らせた。

空振り三振を奪った球こそ、11日に臨時コーチの山本昌氏(60)から伝授されたスクリュー。「明らかに合っていない三振だったので『これ、使えそうだな』っていう感じもあった」。実戦初投入の新球への自信が深まった。

とにかく腕が振れる。そこが7勝止まりだった昨季の課題だった。これまでの得意球だったチェンジアップは「ちょっと置きに行ってしまう部分もあった」。それがスクリューだと「明らかに、しっかり腕を振れる」。ブルペンで感じていたことを試合の中でも実感できた空振り三振だった。

他の球種にも、いい影響が出ていた。直球も「去年のこの時期は140キロも出なかった。今日はツーシームでも140キロぐらい。明らかにスピードは上がっている」。3回先頭の中日鵜飼に本塁打を浴びたフォークの精度は反省点も、新球スクリューから広がる自身の進化への手応えがにじむ、今季初実戦だった。【木下大輔】