◇米国女子◇ホンダLPGAタイランド 事前情報(17日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6649yd(パー72…

タイで2年目のシーズンをスタートする馬場咲希

◇米国女子◇ホンダLPGAタイランド 事前情報(17日)◇サイアムCC オールドコース(タイ)◇6649yd(パー72)

振り袖姿は、いま思い返してもちょっと自慢できる。「写真を見たら結構イイ感じで(笑)。きれいな着物でうれしかった。すごく良い思い出になりました」。1月12日、東京・日野市で「二十歳のつどい」に出席した馬場咲希は、その後すぐにタイで2週間の合宿を敢行した。

ことしは最上位の出場資格「カテゴリー1」でシーズンを戦える。レギュラーツアー1年目だった昨季の序盤戦は、まず各大会のフィールドに入れるか否かで気をもんだ。「少ない試合数で結果を出さないと次の試合に出られないかもしれないと考えることも多かった。結構きつかった」と綱渡りを繰り返し、必死につかんだ上位資格。「ことしは出られる試合も増える。最初から良い結果を出すのが一番ですけど、去年よりも焦らずにできたら」と、地に足がついた自分を実感できる。

3年ぶりの大会出場

1月の東南アジアでスイングの改善、テクニック向上に取り組み、一時帰国を経て先週、再びタイに乗り込んできた。本大会への出場はアマチュア時代の2023年大会以来、3年ぶり。プライベートを含めてもプレー経験が少なくないコースについて、「グリーンの傾斜がすごく強くて、外のほうに持っていかれてしまうパットも多い」と独特のつくりを警戒する。前回出場時は通算9アンダー34位。高校2年時からの成長も感じ取りたい。

今季の目標のひとつが、タイトル争いを多く経験すること。昨年4回だったトップ10の数を増やすのはもちろん、順位の質も高めたい。「トップ10に入った試合も優勝争いをしたわけじゃなかった。最終日のスコアが良くて順位が上がった感じだった」。ポイント加算だけを喜ぶ時期に、区切りをつけるつもりでいる。

初戦から優勝争いに持ち込めるか

「優勝を狙える位置で3日目を終えて、4日目を戦いたい。去年は『優勝』をすごく遠いものに感じてしまっていた。ことしは自分も優勝できる、という自信を持てるようになりたい」。プロ3年目の心境もまた、新しい。(タイ・チョンブリ/桂川洋一)