ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートペアで、三浦璃来、木原龍一組が金メダルを獲得した。木原選手は愛知県東海市…

 ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートペアで、三浦璃来、木原龍一組が金メダルを獲得した。木原選手は愛知県東海市出身で、2人とも中京大の出身。歴史的快挙に地元は喜びに包まれた。

 「金 おめでとう りくりゅうペア」。東海市役所は17日午前、入り口のホールに高さ84センチ、幅5メートルの横断幕を掲げた。

 スマホで撮影をしていた同市大田町の主婦(59)は「ショートプログラムがダメだったので、今日の金メダル獲得にはすっごく驚きました。テレビを見ていて絶叫しました」と話した。

 同日朝、創造の杜(もり)交流館多目的ギャラリーでは、パブリックビューイング(PV)があり、市内外から集まった約150人が声援を送った。市の担当者は「涙を流している人もたくさんいて大盛り上がりでした」と話した。

 4歳からフィギュアスケートを始めた木原選手は市立名和小、名和中学校に通った。市とのつながりは続き、2019年に「市ふるさと大使」に就任。23年4月には、「市スポーツ功労賞」を受けている。当時の市の広報誌で取り上げられた木原選手は、座右の銘は「日々努力」と回答。(ペアの三浦選手と)東海市に来たことがあり、「平地公園でキャッチボールをしました」と話している。また「(地元に帰ったら)愛犬を散歩に連れていく」「春は好きだけど花粉症」「とんかつは味噌(みそ)で食べます」などとも語っている。

 17日、PVで観戦した花田勝重市長は、取材に対し「感動して涙が出た。市民栄誉賞の授与を検討する。また負担をかけないことが前提だが、招いて市民の方と一緒にお祝いをする機会をつくれればと思っている」と話した。(臼井昭仁)