ガンバ大阪の“幻のゴール”に対する賛否の声が続いている中、「美しい崩し」にも改めて注目が集まっている。 2月15日に行…
ガンバ大阪の“幻のゴール”に対する賛否の声が続いている中、「美しい崩し」にも改めて注目が集まっている。
2月15日に行われたJ1百年構想リーグの第2節、G大阪は今季の本拠地開幕戦として名古屋グランパスと対戦した。「美しい崩し」は、は前半27分の場面だった。
G大阪のDFが自陣でボールを奪ってビルドアップを開始。細かくボールを動かしながら落ち着かせた後、左SBの初瀬亮から左CB佐々木翔悟、そして右CB中谷進之介へとゆっくりパスをつなぎ、ボランチの安部柊斗に一旦預けてからポジションを上げた中谷が縦パスをFWイッサム・ジェバリにつけて攻撃のスイッチを入れる。
そこから安部、MF倉田秋、ジェバリとダイレクトパスを繋ぎ、右サイドでフリーだったMF山下諒也が受ける。山下はゴール方向に斜めに仕掛けながらボックス内に進入、中央へ横パス。倉田がスルーし、後ろから現れたジェバリがワントラップからの左足シュートを放つと、ボールはゴール左ポストを叩きながらゴールネットを揺らした。
ボールを奪った直後から通したパスは計17本。3人目の動きを次々と織り交ぜながらショートパスをテンポ良く繋いでのフィニッシュに本拠地サポーターは大熱狂。右サイドをオーバーラップした半田陸やジェバリのシュートコースを開けた南野遥海を含めて、チーム全員で奪った美しいゴールだった。
■「Jリーグの歴史の中に記録されないことに咽び泣いてる」
しかし、ジェバリがシュートを打つ際に南野が相手DF原輝綺をブロックしたスクリーンプレーがファウルと判断され、ゴールは取り消しとなった。
この判定に対して「南野これファウルなん?」「南野のあれがファウルならアーセナルのコーナーとか全部反則なのでは」「南野遥海の明らかなファウルかと言われると、微妙なところだと思うがな。わざとらしかったという見え方なんだろうね」など物議を醸したが、同時にSNS上には次のようなコメントも寄せられている。
「ガンバの幻のゴール、流れが美しいわ」
「ジェバリの幻のゴールまでの流れ最高やったな。あの瞬間、強いガンバが戻ってきたって思ったわ」
「ジェバリがネット揺らした攻撃シーン何回も観返して惚れ惚れしてる。自陣でボール奪取してから計9人17本のパスで相手に一切触れさせることなく完遂」
「シュートまでの崩しのカタチが美し過ぎる。。。 そして、この美しいゴールがJリーグの歴史の中に記録されないことに咽び泣いてる」
後半に入って負傷者が続出して10人で戦うことになり、最後はPK負けとなったG大阪だったが、試合全体の内容は悪くない。この不運を乗り越え、正真正銘のゴールと歓喜を期待したい。