<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇ペア・フリー◇16日(日本時間17日)◇ミラノ・アイスス…

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇ペア・フリー◇16日(日本時間17日)◇ミラノ・アイススケートアリーナ

【ミラノ=藤塚大輔、木下淳、松本航】愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)が、日本フィギュア界4例目の金メダルに輝いた。

06年トリノ五輪の荒川静香、14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦に続いた。世界歴代最高のフリー158・13点を記録し、合計231・24点。15日のショートプログラム(SP)ではリフトにミスが出て、5位発進となっていた。

80・01点で首位だったミネルバファビエンヌ・ハゼ、ニキータ・ボロディン組(ドイツ)との6・90点差をひっくり返し、現行の採点方式となった06年トリノ大会以降では最大差の逆転となった。

メダリスト会見では木原が冒頭から「今日は朝からずっと泣いていて、昨日のミスを切り替えられていなくて。パートナーの璃来ちゃん、ブルーノ(・マルコット・コーチ)、トレーナーさん、チームジャパン、友人が心を立て直してくれた」と切り出した。あらためて周囲に感謝し「昨日はとてつもないショックで、『どうやって立ち直るんだろう』と(思った)。今日の公式練習でも自然と涙が出てしまう状況でした。みんながメッセージ、励ましてくれて、本当にそこから立ち直ることができた。一番大きかったのは璃来ちゃんの『まだ終わっていない。自分たちが積み重ねてきたものがあるから絶対大丈夫』。心に響きました。璃来ちゃんじゃなければ、成し遂げられていない。最高のパートナーだと思います」と感慨に浸った。

◆三浦璃来(みうら・りく)2001年(平13)12月17日、兵庫・宝塚市生まれ。5歳でスケートを始め、15年にシングルからペア転向。市橋翔哉と世界ジュニア選手権にも出場。19年から木原とペア結成。趣味はアニメ鑑賞。大阪・向陽台高から中京大。146センチ。

◆木原龍一(きはら・りゅういち)1992年(平4)8月22日、愛知・東海市生まれ。4歳で競技を始め、20歳でペア転向。高橋成美と14年ソチ五輪で18位、須崎海羽と18年平昌五輪で21位。五輪はミラノが4度目の出場。趣味は野球。中京大中京高を経て中京大。174センチ。