3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する米国代表の最終ロースターが5日(日本時間6日)、WBC,…

3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する米国代表の最終ロースターが5日(日本時間6日)、WBC,Inc.から発表され、前回2023年大会で主将を務めたエンゼルスのマイク・トラウト外野手(34)の名前はなかった。16日(日本時間17日)のキャンプイン初日、トラウトは保険問題による選外の経緯と無念の思いを語った。

 

【画像】【WBC】トラウト代表入りならず 保険問題が壁に

 

主将に昨季ア・リーグMVPのアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を据えた米国代表は、両リーグのサイ・ヤング賞投手など豪華布陣で2017年大会以来の世界一を目指す。外野手と指名打者にはバイロン・バクストン(ツインズ)、コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)、ピート・クロウ=アームストロング(カブス)、ジャッジ、カイル・シュワーバー(フィリーズ)の5人が選ばれた。

米スポーツ局ESPNは「関係者によると、2023年大会で米国代表のキャプテンを務めたマイク・トラウトも、選考プロセスの早い段階で保険加入は困難と判断されていた」と報じた。

トラウトは近年、膝の故障などに悩まされ、直近5年間で100試合以上出場したのは2年間のみ。2025年は130試合に出場し、打率.232、26本塁打、64打点、OPS.797を記録した。

キャンプインしたトラウトは「もちろん出たかった。一番の問題は保険だった。出たかったけど、残念」と無念の思いを口にした。

昨年のキャンプでは「もちろん、そうしたいし、そうなるだろうと思っている。やり残したことはたくさんある」と出場意欲を示していただけに、今回の選外は無念だったはず。

一方で、膝の状態については「昨年シーズン終盤に進むにつれて、良くなっていった。今年は、足への負担を減らすためにも、5〜6ポンド(2.2〜2.7キロ)体重を落としたんだ」と、コンディション改善に取り組んだことを明かした。

新主将となるジャッジについては「彼がふさわしい。これまでの実績を見れば当然。僕はジャッジの大ファンでもあるし、よく話すよ。彼がリーダーになるのは嬉しい」と期待を寄せた。

 

【画像】【ドジャース】2月13日キャンプイン 大谷翔平ら日本人トリオ始動へ

 

トラウトは前回2023年大会、米国代表の主将として決勝まで進出。しかし、侍ジャパンとの決勝では9回2死の場面で、当時エンゼルスでチームメートだった大谷翔平投手(現ドジャース)の前に空振り三振に倒れ、試合を終えた。

決勝後には「まだ、第1ラウンドが終わったばかりだ」とコメント。リベンジへの思いを示していたが、保険問題により、その舞台は失われた。

米国代表については「強力だね。スター選手たちが出るのは野球にとって良いこと。前回は参加を迷う選手もいたけど、実際に見てみて、それだけ白熱した戦いか分かったと思う。あの経験は素晴らしい」と語り、大会の意義を強調した。