転倒しながらも立ち上がり、まさかの背走でフィニッシュした堀島(C)Getty Images 日本人アスリートの咄嗟の滑り…

転倒しながらも立ち上がり、まさかの背走でフィニッシュした堀島(C)Getty Images

 日本人アスリートの咄嗟の滑りが世界的な脚光を集めている。

 クローズアップされているのは、現地時間2月15日のフリースタイルスキー男子デュアルモーグル。銀メダルを獲得する堀島行真が挑んだ2回戦だ。

【写真】「オー・マイ・ガー! 米解説が愕然となった堀島行真のアクロバティック走行を収めた決定的瞬間

 ターンでバランスを崩しながら、第2エアを飛んだ堀島。しかし、着地でまたもバランスを崩して転倒。勢いそのままに起き上がると、なんと後ろ向きになったまま背走でフィニッシュ。並走者だったニック・ページ(米国)が先にコースアウトして途中棄権する間に、28歳の日本人はアクロバティックな動きを見せた。

 当日に試合中継をしていた米放送局『NBC』の解説者で、2010年バンクーバー五輪の女子モーグル金メダリストであるハンナ・カーニーさんが、「オー・マイ・ガー! 私は自分の目が信じられません」と絶叫。まさに世界が驚嘆した堀島の衝撃シーンは、大きな反響を生んでいる。

 米紙『USA Today』は「日本のホリシマは最後のジャンプで危うく失速しそうになったが、なんとか体勢を保ってゴールラインを後ろ向きに越えた」と説明。その上で「時に選手たちは制御不能に陥り、本来あるべき姿ではない形で回転してしまう場面が何度もある。だが、彼の滑りはまるで魔法のようだった」と絶賛した。

 また、英紙『Daily Mail』も「制御を失う混乱状況の中、後ろ向きにゴールラインを通過するという衝撃的なシーン」と堀島の“対応力”を紹介。「ペイジが不安定なままコースアウトしていく中で、ホリシマは最高速度でジャンプ台に急接近。ランプにほぼ横向きにぶつかり、空中で宙返りした後、雪上に激突したが、彼は立ち上がり、背走状態で滑りきった」と伝え、こうも記している。

「オリンピックの実況は目の前で繰り広げられる出来事に驚愕し、メイン実況はこれを『歴史に残る』と呼んだ。まさに記録よりも記憶に残るレースだったと言っていいだろう。真逆の状態でフィニッシュしたホリシマは、銀メダルに終わり、『勝利』こそ得られなかったが、観る者を魅了する美徳を得た」

 堀島が生んだ“バズり”。その反響はしばらく続きそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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