スキージャンプ男子スーパーチームで日本は6位に終わった。16日(日本時間17日)、ミラノ・コルティナ五輪で行われた新種目…

スキージャンプ男子スーパーチームで日本は6位に終わった。16日(日本時間17日)、ミラノ・コルティナ五輪で行われた新種目の初代王者争い。小林陵侑と二階堂蓮のペアは大雪による競技打ち切りに泣いた。

 

【画像】【スキージャンプ】男子スーパーチーム日本は6位 二階堂蓮の138m超ビッグジャンプ届かず

 

3回目、二階堂が138.5mのビッグジャンプを放った。146.8ポイントを記録し、この時点で日本は暫定2位に浮上。小林の最終ジャンプでメダル獲得が現実味を帯びた瞬間だった。

しかし直後、状況は一変する。雪が強まり、視界が悪化。風向きも追い風から向かい風へと変わった。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)は「極端な状況だった。全員に対して同じ条件を維持するのは不可能と判断した」と説明。2回目終了時点の順位で競技打ち切りが決定された。

最終結果は6位。メダル圏内の3位ノルウェーとの差は、わずか2.8ポイントだった。距離に換算すれば約1.5m。二階堂の大ジャンプが得点に加算されていれば、確実にメダルに届く位置にいた。

1回目、二階堂は131.5m。2回目も131mをマークし、日本は着実に順位を上げていた。2回目終了時点では5位。上位8チームによる最終ラウンドへ進出し、逆転のチャンスをつかんでいた矢先の打ち切り。運命は日本に微笑まなかった。

 

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スーパーチームは今大会から採用された新種目。2人制で3ラウンド制の団体戦だ。初代王者の栄冠を手にしたのはオーストリア。ポーランドが銀、ノルウェーが銅メダルを獲得した。

日本は小林と二階堂のWエースで金メダルを狙っていた。小林は1回目129m、2回目130m。安定したジャンプを見せていたが、3回目を飛ぶことなく競技は終了した。

表彰式が始まる頃には天候が回復していた。「これが五輪と思うしかない」。二階堂は複雑な表情で言葉を絞り出した。1本目、2本目と調子が上がらず、3本目にやっと合わせた渾身の138.5m。しかしその大ジャンプは、得点に加算されることはなかった。新種目の初舞台で、日本は運命に翻弄された。