◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽ノルディックスキー・ジャンプ 男子スーパー団体(16日、プレダッツォ・ジャンプ競技場) エー…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽ノルディックスキー・ジャンプ 男子スーパー団体(16日、プレダッツォ・ジャンプ競技場)

 エースの小林陵侑(チームROY)、二階堂蓮(日本ビール)で挑んだ日本はメダル獲得を逃した。3回目の2人目に入ったところで雪が降り始め、中断を挟んだがさらに強まり打ち切り。全チームが飛び終えていた2回目までの順位が採用され、日本は6位となった。

 小林は3回目を飛ぶことなく、3回目の1人目で138・5メートルを飛んだ二階堂のビッグジャンプも幻となった。自身の3本目の飛躍の準備をしていた小林は「常に飛ぶ体勢でした。というか、あの気象の雲のレーダーを見れば(雪がやむと)絶対に分かっていた。5分後にやむと知っていてもしなかったんだな、と」と打ち切りの判断に疑問を呈した。

 小林が3回目を飛ぶ前の時点で日本は2位。「僕ゲーみたいなシチュエーションになってきたので、結構楽しみにしていた」と、気持ちはたかぶっていた。「悔しい。飛びたかった」。打ち切りの時点では「あっ、銀メダルか」と思っていたようだが、リフトで下りる際に係の人に6位という順位を伝えられた。その時の心境については「あ、なるほどね、と。僕の力じゃどうすることもできないので。決まったことはもう決まったこと」と語るにとどめた。

 日本は1回目は、二階堂が131・5メートルで137・4点、小林が129メートルで134・9点を記録して合計5位だった。首位と18・9点差で2回目に進んでいた。2回目は、二階堂が131・0メートルの130・2点、小林が130・0メートルで132・7点。2回の合計535・2点の6位で3回目に進んだ。トップは568・7点のオーストリア、以下、547・3点のポーランド、538・0点のノルウェーと続く順位だった。そして迎えた3回目、日本は1人目の二階堂が138・5メートルのビッグジャンプ。6位から2位まで順位を上げて、一気にメダル圏内に入った。逆転メダルへ、最後の小林の試技を待つことになった。

 だが、3回目の2人目が飛び出すと、雪が激しく降り始めた。運営側のゲート上げ下げの判断があり、さらに雪強まり中断。ポーランドのトマシャクが飛んだが、踏み切りのタイミングが全く合わずに失速。3回目途中で競技の打ち切りが決まった。