<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):カーリング・日本5-7韓国>◇女子1次リーグ◇15日◇コルティナ・カーリング五…
<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):カーリング・日本5-7韓国>◇女子1次リーグ◇15日◇コルティナ・カーリング五輪競技場
日本代表フォルティウスが韓国相手に痛恨の4敗目(1勝)を喫し、1次リーグ敗退の危機に立たされた。
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カーリングは1人で勝つことは難しい。日本代表フォルティウスは、1人1人のショット成功率を上げることが勝利へ必要になる。
リード近江谷選手は氷の適応に苦しんだ。普段は90%以上のショット率を誇るが、2戦目デンマーク戦では75%と苦戦。負けている展開でガードを作れなかった。スイーパーとして氷を掃いて石の滑りを調整するが、想定より滑るアイスで、掃きすぎるミスが多かった。勝利した3戦目のスイス戦から適応できてきた。
セカンド小谷選手はデンマーク戦からチームを救うショットが増えた。2点を取れる展開を作れていた。バイススキップとして、スキップ吉村選手が考える第一の案に対して、他の案を提示していて、本当にいい仕事をしていると感じた。
サード小野寺選手は、4人で一番波がない。勝利したスイス戦もいいショットをたくさん決めた。ヒット・アンド・ロール(石に当てて他の位置に止める)でワンツーを確保する場面で、いい展開に持ち込んだ。5戦目韓国戦では、石をはじくテイク系でチームを救う場面も多かった。
吉村選手はショット率が60%台の試合が3試合。これでは世界で戦うのは厳しい。昨年3月に9位だった世界選手権を思い出す。自信を失っているようにも感じる。12月の最終予選は生き生きと自信を持ってプレーして五輪出場権を獲得した。今回は思い通りに試合が進まず、勝ち星もつかずに焦って、いつもと違う表情になっている。
もともと表に感情を出さず、クールなタイプが多いチーム。雰囲気をガラッと変える起爆剤があれば、一気に波に乗ることも可能。無理に元気に振る舞う必要はないが、自信を取り戻すきっかけをつかんでほしい。(元日本代表サード)